舟を編む

ただ今読書中です。

一言でいうと、辞書編纂のお話しです。

 

それがどうして「舟を編む」なのかというと、

「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」編集者はその「海を渡るにふさわしい舟を編む」

というわけで、この題名になったようです。

 

オジサンは映画化された時に「舟を編む」を知りましたが、辞書編纂の話というので堅苦しい話かなぁと思っていました。

本屋大賞を2012年にとって、映画化が2013年、2016年にはアニメにもなっていますから、そんなことはないと読み始めました。

 

面白いです。

登場人物の関係性はもちろんですが、言葉を説明・定義することの難しさ、それを明快に表す辞書のすばらしさが感じられます。

 

 

本書の中から抜粋すると

 

たとえば「しま」という言葉、

パソコンで変換してみると「島」「縞」「志摩」「揣摩」などと出てきます。

それぞれに固有の意味があるわけですが、

「島」を説明するとなるとどうなるでしょう。

 

「周りを水に囲まれた陸地」とすると陸続きの場所でも「○○島」と呼ばれるところもあるので十分な説明とは言えません。

あと「島」には縄張りの意味につかわれることもあるので、ほかの説明も必要になります。

 

 

また、「あがる」と「のぼる」のちがいは?

「あがる」は上方へ移動して到達した場所自体に重点が置かれている

「のぼる」は上方へ移動する過程に重点が置かれている

といったように、普段何気なく使っている言葉を改めて説明してくれる場面もあります。

 

 

 

実は、オジサン辞書好きです。(^_^;)

子どもの頃、国語辞典を見るの好きでした。

ひとつの言葉を調べて、その説明文の中にわからない言葉があるとそれを調べて、またわからないと調べて、

みたいな時間つぶし(当時は時間つぶしだなんて思ってませんでしたけど)をしていたように思います。

 

 

島=Island(アイランド)ってことで…。

懐かしいっすねぇ。

サングラスかけてないチャゲ、貴重です。

 

♫LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE ME DO

YOU YOU 夕月カマボコ♫

って唄ってましたねぇ(>_<)

 

 

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