新潟ってそんなイメージなの?

続いている読書生活です。

 

先日読み終わったのは「火刑都市/島田荘司」です。

島田荘司を最初に読んだのは愚息から勧められた「占星術殺人事件」でしたね。

それから本屋で読みたい本を探すとき、候補になる作家になりました。

ミステリというか推理小説ですので、常に「次はどうなるんだろう」っていう気持ちで読み進めることができて、好きな作家です。

 

で、「火刑都市」ですが、ヒロイン(?)の出身地が村上から笹川流れを過ぎた越後寒川駅のあたりという描写が出てきます。

新潟の人ならばイメージしやすいと思いますが、海岸線近くまで山がせり出していてわずかな隙間に道路と線路が隣り合って通っていて、山の斜面に家々がへばりついているようなまさに「寒村」といえるような土地です。

事件を捜査している刑事が越後寒川をたずねるのですが、季節は冬、雪が横なぐりに降っていて暖を取りたいと思ってもそんな季節に行きかう人もなく、家並もすぐに途切れ云々といった感じに書かれています。

 

まぁ実際そうなんだけど、新潟にとってはイメージが良くないよなぁってちょっと反発したくなってしまいました。

 

そして今読んでいるのが「ジウ/誉田哲也」です。

全くそんなことは知らずに手に取ったんですが、いきなり「糸魚川」が出てきました。

先程の「越後寒川」よりはソフトな感じで描かれていますが、やっぱり海沿いの小さな村が描かれています。

 

だから、「新潟ってそんなところじゃないよ」って大声で訴えたくなります。

ま、実際「新潟を嫌いにさせるなら冬の日本海に連れていけばいい」と言われている(?)のも知っていますし、そうだよなぁって思う自分もいますが、やっぱりもっと魅力的に描いてほしいですよね。

 

 

やっぱりこの人たちに活躍してもらわねば

オジサンは新潟が好きだ‼

水平線が見える海よりも佐渡の見える日本海が好きだ‼

太陽が沈んでいくのが見える新潟が好きだ‼

 

 

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