買い食い

オジサンたちが子どもの頃は、褒められたことではないですが、

学校帰りの「買い食い」はままあることでした。

 

通学路に駄菓子屋なんかがあって、ランドセルやカバンを担いだまま寄り道してから家に帰ることもありました。

 

駄菓子屋といえば店番のおばちゃんが必ずいましたね。

中にはクジをごまかすような悪ガキがいたりして、今になって思えばけっこう迷惑かけたなぁって、反省です。

 

小学生の頃は駄菓子屋で満足していましたが、中学生になると部活帰りにはもうちょっと腹持ちのいいものが食べたくなります。

魚屋の浜焼きを「買い食い」して、骨をのどに刺したヤツもいました。

 

高校生にもなると、ラーメン屋や喫茶店がたまり場になりましたね。

 

 

時が経って大人になって子どもが生まれ、保育園のお迎えをするようになった時

オジサンは当時も車通勤じゃなかったので、保育園からバス停まで歩く途中に肉屋さんがあって、揚げ物のにおいにどうにも我慢できず子どもをダシに、ときどき「買い食い」を楽しんでいました。

子どもは最初「そんなことしても良いの?」って、とっても悪いことのように言ってましたが、

「お父さんと一緒だから良いの」って言って納得させ、ハムカツを一枚ずつ買って

「ママには内緒だからね」と親娘の秘密の時間を過ごしていました。

 

最初は「買い食い」に躊躇していた娘でしたが、そのうち「今日もハムカツ食べたい」なんて言うようになって、ハムカツが親娘の秘密のオヤツになりました。

 

 

今晩テレビを観ていて思いだした「ハムカツの想い出」でした。

 

 

オジサン好きなんですよ。

Rick Derringer

なぜか無性に聴きたくなるときがあって、頭の中でずーっと流れていることがあります。

 

 

 

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