#StopFeminicides

おこんばんわ、クロスメディア課の髙橋です。

 

 

読んでいた本で、共感しかない文章と出会ったので紹介させてください。

 

 

 

 

 

文芸誌「群像」で連載していた、ブレイディみかこさんの英国の時事エッセイをまとめた1冊『ブロークン・ブリテンに聞け』(講談社)で、アナキストで有名なデイヴィッド・グレーバーの論考(労働者階級について)に触れている部分で出てきた文章なのですが、もう分かりみが深くありませんか?

 

 

上記のフェミニスト云々の部分はあくまでたとえであって、本筋は労働者階級のケア労働についてなんですけど、日本の男女間に置き換えて考えるとすごくよく分かるなぁと。

 

 

本当は全文読んだほうが分かりやすいですが、さすがに引用の範疇を越えてしまうので、気になる方は電子書籍とか図書館で借りるとか、一番いいのは書籍を買うなどして読んでみてください。

このページ以外も、英国の実情が事細かに書かれていて非常に読み応えがあるのでおススメです。

 

 

 

 

先日、小田急線で女性5人男性5人の計10人が刺されるという痛ましい事件が起きました。その際、加害者の供述が話題になりましたが、そのときにTwitterで「女が弱者男性をケアしないからこういう事件が起きる」などというとんでもないツイートをいくつも見かけました。

 

 

小田急線の事件に限らず、「女は男をケアしてしかるべき」という男性側の言い分を今まで何度も見てきました。だからこそ、上記のブレイディみかこさんの本に書かれていた文章がグッと身近に感じたのだと思います。

 

 

別に女は男をケアするために産まれてきたわけじゃないし、好き好んでケアしているわけじゃないんですけどね!

女性側の不平等には目を瞑り、あまつさえ女性が声を上げると様々ないちゃもんをぶつけてきて邪魔してくるのに、この期に及んで小田急線の事件でさえ女の所為にされる意味がマジで分からん。協力する気がないのなら黙っててくれ邪魔すんな。

 

 

「男はいつまで経っても子供」とはよく見聞きする言葉ですが、いつまでおしゃぶり咥えてオムツ替えてもらうの待ってんだよって話です。甘ったれたこと言っていいのは中学生までにしときな。貴様はもう大人なんだ自分のことは自分でするんだよ。あとそういう男をいつまでも子供扱いしなくていいので、我々女性陣も。ほっとけ。

 

 

 

 

被害に遭われた方、その現場に居合わせてしまい精神的ショックを受けられた方の一刻も早い安寧を心より祈っております。

 

 

 

 

女として生きていくだけで、なぜ理不尽な理由で命を狙われないといけないんだろうか。

これがフェミサイドじゃなかったらなんなんだ。

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