本当にそれでいいの?

仕事で文字入力を頼まれました。

その文章の中に「覚えれます」という典型的な「ら抜き言葉」があったので「覚えられます」と直して戻しました。

そうしたら、「今回はこのまま(『覚えられます』)で良いですけど、最近は若者向けの文章ではら抜きの方が一般的で、若者にとおりが良いのであえて『ら』を抜くことがあります」と返事が来ました。

 

なに、それ?

オジサン大声を上げそうになりました。

「本当にそれでいいの?冗談で言ってるんじゃないよね?」

言葉は世につれて変化していくものだということも知っていますが、時代はそうなってきているのかと愕然としてしまいました。

 

テレビでは街頭インタビューなどの時、画面下にテロップが出ることがありますが、その時は「ら抜き言葉」でしゃべっていてもテロップではちゃんと「ら」を入れた表示になっていたと思います。

だいたい「ら抜き言葉」という特別な言い方をするということは、やっぱり正しい日本語、標準的な日本語は「ら」が入っているもの、ということにならないでしょうか。

若者向けの文章だから、若者には一般的だからっていう理由で「ら抜き言葉」を認めてしまっていいのか。

 

オジサン、実は憤っています!

 

 

今日は素直にいきます。

 

なんか一気に年寄りになったような気分になって、ちょっと落ち込んでしまいました。

なんで、もう一回聴いて元気をもらって週末を迎えたいと思います。

では。

 

 

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