ライバルに負けたくなくて、本を厚くすることもあるんだよね。

こんにちは。ウィザップ営業部　渡辺尚武（なおたけ）です。

日々、満腹になりすぎないよう腹八分目を気にしながら過ごしています。

紙の厚さってどのぐらいかご存知ですか？

一般的な冊子の本文に使われる用紙は、

0.08㎜、

上質紙Ａ判35kg(四六判換算55㎏)という厚さの紙です。 10が0.1㎜なので、２メモリ前の0.08㎜を指しています。

もしくは、0.10㎜です。

上質紙Ａ判44.5kg(四六判換算70㎏)という厚さの紙です。0.1㎜。

記念誌などの上製本の本文には、

0.13㎜の厚めのしっかりした用紙を使うこともあります。

上質紙Ａ判57.5kg(四六判換算90㎏)という厚さの紙です。0.13㎜。

どの厚さを選ぶかは、

本のページ数や両面印刷した時の裏側の文字の透け具合など

その本の内容に合ったのを選んでいきます。

ちなみに、コピー用紙は、0.09㎜です。

コピー機専用の用紙。静電気が起きにくく作られているので、紙詰まりが少ないです。0.09㎜。

本の厚さの計算は、

例えば、

200頁（両面にて100枚）で0.10㎜の用紙の本は、

「0.10㎜×100枚＝10㎜」

となります。

たまに

お客さまが、

ご依頼された本の作成途中で、

厚さを気にされることがあります。

このままだと、

厚すぎて手に持って読みにくくないか？

ライバルの本より薄くて、見劣りしないか？

たくさん贈るための梱包段ボールは、

どのぐらいの大きさを用意すればよいか？

など、

もし、同じような境遇のかたで、

ふと計算してみたくなったときは、参考にしてくださいね。

実際にお選びいただいている用紙によって、

多少の違いはありますが、

おおよその目途は付くと思います。

ここで一句、

「１㎜も　負けたくなくて　厚くする」

それでは。