夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風(2019/日本)

おこんばんわ、クロスメディア課の髙橋です。

 

 

本日は、2019年に公開された「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」(長い!)について投稿したいと思います。

 

 

「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」とは?

日常の出会いや別れなどの人間模様を、春夏秋冬の4つの季節とともに描いていく、向井宗敏監督によるオムニバス映画です。

そして同作は、福岡県芦屋町で行われた「芦屋町で映画を作ろう」プロジェクトによる作品です。

 

 

あらすじ

「ナツヨゾラ」

芦屋中学校に通う田中ゆみ(齊藤なぎさ)と幼馴染の小杉亘(宮世琉弥)。小杉の母親(岩佐真悠子)が再婚する事になり引っ越す事が決まる小杉。 その事をゆみに黙ってた事をきっかけに仲が決まずくなり…。 その頃、小学生の間で4日後に願いに叶う大きな花火が上がるという噂が流れていた。

 

「時々もみじ色」

日々喧嘩に明け暮れていた高校生の大和(鈴木伸之)は安田(モロ師岡)との偶然の出会いからボクシングを始め、全国レベルまで成長する。 高校3年の秋、安田に「大学で一緒に夢を見ないか?」と誘われ、推薦を受けることにした大和だが、推薦先の大学の顧問は以前大和がぶっ飛ばした相手だった…。

 

「冬のふわふわ」

亡くなった父親の影響で革職人になり東京で革工房を開き始めた菊池綾子(飯豊まりえ)。デザインセンスはあるのだが、コンペも不採用、お客からも不評だった。「デザインはいいのに…何が足りないんだろ…」と悩み始める綾子。 父親の三回忌で地元に戻った時、叔父の修二(袴田吉彦)や母親の貴子(原日出子)から父親が残した言葉を聞く。その言葉によって自分が足りなかったものに気付く。

 

「桜咲くころに君と」

余命幾ばくもない妻・真奈のために仕事を辞めたばかりの小学校教師・古賀尚也(市原)。尚也は真奈との残り少ない時間を噛みしめるように過ごしていた。 そんな中、尚也の元へ受け持っていたクラスの生徒が行方不明になったとの知らせが届く…。

(順番は上映順です。引用元はWikipediaから)

 

 

予告動画

 

 

感想

普段、こういった穏やかな邦画はあんまり自発的に見るほうではありません。寧ろちょっと苦手な部類に入ります。

過去に投稿した記事からもお分かりいただけるとは思いますが、過激だったり暗かったり恐ろしかったりと、人間の暗部などを描いた作品を好き好んで多く見るタイプの人間です。

 

そんな私がなぜこの作品を見ようと思ったのか…。

 

 

 

 

飯豊まりえちゃん主演の冬パート「冬のふわふわ」に、推しの袴田吉彦さんが出ているからなんですね!

 

 

(画像は、「冬のふわふわ」の主題歌であるmoumoon「One Time」のMVから、私が個人的にスクショしたものです。)

 

 

(この曲がまた物語にぴったりで素敵なのでぜひ聴いてください!映画のシーンも見れちゃいます♪)

 

 

飯豊まりえちゃん演じる革職人の主人公の、亡くなったお父さんの弟(つまりは叔父さんですね)役として出ているのですが…

もうとにかくイケオジすぎて画面が直視できなかったレベル…!

 

こんな叔父さんが実際にいたら、絶対に地元から離れたくないですよ私は!

毎日のように会いに行っちゃうわ…。

 

 

そして物語では、主人公が革職人として意識的に変わるきっかけをつくるキーパーソンとして関わってくるんですね。

 

 

この年の袴田さんの役は大体変だったので(あな番とかね)、まともというか人情味溢れる役柄で嬉しかったのを覚えております。

 

 

あ、あとね、袴田さんの役は漁師?でもあるんですけど、

作中で袴田さん演じる叔父さんが作った干物が出てくるんですけど、ちゃんと生産者の顔として写真が貼ってあるんですよ。

マジでほしいからくれと思いましたね。グッズとして売ってもいいレベル。もう何個でも買う。

 

 

 

 

推しが出ているからどうしても「冬のふわふわ」のほうを語ってしまいそうになるのですが、ここはなんとか抑えて…。

 

 

4つの物語すべては、衝撃的な展開があるとかそういうのではなく、本当に日常の一コマというか、いろんな人の人生の一部を垣間見る映画で、

ほっと一息つきたいときに見るのにおススメの作品です。

 

 

推しが出ているので当たり前に「冬のふわふわ」が一番好きなのですが、市川隼人さんが主人公の「桜咲くころに君と」も、見終わったあとに温かい涙が零れ落ちてくる、悲しくてでもじわっと温かいストーリーになっていて好きな1編です。

 

 

基本は若手俳優がベースなのですが、モロ師岡さんや原日出子さんなど(もちろん袴田さんも)、物語全体をキュッと締めてくれる実力派俳優を脇に据えているので、ふわっとなりすぎないいい塩梅に仕上がってるのも、この作品の魅力です。

 

 

あと、物語の舞台である福岡県芦屋町の風景のなんと美しいこと…!

 

春夏秋冬いろんな表情を見せてくれるこの町に、コロナが収束したらぜひとも訪れ、地域活性化の一助となれたらいいなと思っております。

 

 

 

 

どうしても刺激の多い映画を求めがちですが、「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」のような柔らかい作風の映画も今後たくさん見ていきたいと思いましたね。

心休まる映画を見るのも大事。

 

 

 

 

iTunesだったかな、そっちだとメイキングも込みで見られます^^

(DVDにもメイキング入れてほしかったな~(´;ω;`))

 

 

 

 

暦上ではもう春ですが、まだまだ寒い日々が続くので、心も身体もほっと温かくなりたいときにでもぜひご鑑賞ください。

あと袴田さんのイケオジっぷりも堪能してください!!!!お願いします!!!!(こっちが本音だったりする)

 

 

 

 

 

 

残業終わったから帰りたいのに、雨が降ってじゃっかん積んでる(チャリで来た)髙橋でした~

明日は休みだ!

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