季節の一曲

この時季に聴くのが一番と思う曲のカバーバージョンを見つけました。

「なごり雪」伊勢正三作詞作曲でかぐや姫の1974年がオリジナルですね。

その後イルカのカバーバージョンが1975年の暮れにリリースされ、自身のシングルとしては最大の売り上げを記録しました。

なので「なごり雪」と言ったらイルカというイメージが強いのかもしれません。

さらに2002年、大林信彦監督により歌の世界観に対する独自の解釈に基づいた映像作品が制作され、伊勢正三がサウンドトラックとして再録音をしています。

それぞれの曲に良さがありますが、オジサンはオリジナルバージョンが好きです。

と言いながら今日聴くのはコチラのカバーバージョンです。

ちょっときれいに歌いすぎっていう感じもしますが、この時季には聴いておきたい一曲です。

ちなみに「なごり雪」っていう言葉、季語のような感じを受けますが、完全に伊勢正三の造語だそうです。

そして2013年、日本気象協会が「季節の言葉30選」で3月の言葉の一つに「なごり雪」を選定しました。

ということはもう季語みたいなもんですね。

なんとも日本らしい言葉だと思います。

やっぱりこのイントロのギターが好きです。

昭和名曲は廃れないなぁ。