印刷現場で、特色インキをコネコネしてたんだよね。

こんにちは。ウィザップ営業部 渡辺尚武(なおたけ)です。

日々、満腹になりすぎないよう腹八分目を気にしながら過ごしています。

 

今日、印刷現場を通りかかったら、

インキをコネコネしているところを発見!

すかさず撮影しました。

 

カラー印刷は、

シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックという

4色のインキが

それぞれの細かい点々で

紙の上で重なり合って、

カラー写真などを再現しています。

29.1

梅干しカラー印刷

29.2

梅干しカラー印刷の拡大

 

でも、

カラー写真以外のデザイン的な部分で、

例えば、鮮やかなオレンジや朱色、

深みのある濃い色などを表現したいとき、

その4色でもなかなか表現しきれないことがあります。

 

そんな時は、そのインキ自体を作るのです。

それを特色インキと言います。

 

今日出くわした現場では、

DIC433番という「暗い紫みの青色」の

特色インキを作っていました。

29.4

特色を作るためには

基準インキというインキがいくつかあって、

今回は、

FG85墨+FG14紅+FG59藍という基準インキを

コネコネして

DIC433番を作っていたようです。

29.3

特色はカラーチップというものがあるので、

それで選ぶことができます。

 

手元にあるカラーチップの番号は2638番まであります。

ということで、とてもたくさんありますよ。

29.5

特色で印刷するもので多くあるのが、

会社のロゴマークや

本に巻いてある帯などです。

 

目立たせたいものに使うことが多いようですね。

 

ただ、

このように手間がかかるので、

普通のインキで印刷するよりは割高になります。

そのへんは、

よく打ち合わせて

特色にするかしないか決めてくださいね。

 

それでは。

 

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