紙には、「目なり」という繊維の流れがあるんだよね。

こんにちは。ウィザップ営業部 渡辺尚武(なおたけ)です。

日々、満腹になりすぎないよう腹八分目を気にしながら過ごしています。

 

日常、手紙を封筒へ入れるために3つ折りしたり、

子どもと遊びで折り紙を折ったり、

おつまみのピーナッツの殻入れをチラシで折って作ったり、

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いろいろな場面で紙を折ることがあると思います。

 

その時、

手の感触で、折りやすいとか折りにくいとか

感じたことがありませんか?

 

それは、紙の繊維の流れによるのです。

 

その紙の繊維の流れを「目なり」と言います。

 

まず、紙を折ってみます。

次に、それを開いて、

90度回転させて、

さきほどの折り線に垂直に折ってみます。

 

そして、

それぞれの山折りの折り目を見てみます。

 

こちらは折り目がでこぼこしています。

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こちらは、すっと、きれいな折り目になっています。

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ということで、

この写真のボール紙は、

このきれいな折り目に

平行な「目なり」になっているのです。
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本は、開いた状態で縦方向に

目なりが流れるように設計されています。

そうすることで、紙にしなりがでて開きやすくなるのです。

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といっても

お客さまは、印刷ご依頼の際、目なりを気にしなくてもよいです。

営業マンがきちんと手配いたしますので、ご安心ください。

 

もし、日常生活で、紙をぐるぐる丸めるような場面があったら、

丸めやすい方が、目なりに逆らっていないので、

そのまま、ぐるぐる巻いてくださいね。

用紙の長辺の方が巻きやすいときもありますよ。

 

ぐるぐる巻くもので思いつくのは、

賞が微妙な賞状や、飾ってよいか悩む辞令、

子供が学校から持ち帰ってきた微妙な写生の絵、などでしょうか。

きれいに巻いて、大切に保管したいですね。

 

それではまた明日!

 

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