「うるさいLANのハブ」のファンを交換してみた

こんばんはデース(^^)

ウィザップ PCのサポートセンターやってます、川﨑ですm(_ _)m

 

 

 

今日は、たまーにある業務をブログ記事にしてみました。 

「パソコン関係の管理の延長業務で、LANのハブのファンを交換してみた」

っていう話です。

 

まぁ、こんなこともして遊んでいる

経費を最小限に快適にしようと試みることも、するわけです。

 

なんでもかんでも、「調子が悪いから、捨てて新しいのを買おう」なんて、、、ねぇ。。。

 

かといって、直すのにあまりにも手間暇かかるようなら、

いさぎよく新しい物を購入した方がいいわけですが。

 

 

 

LANのハブのファンを交換する

 

今回、何がおこったのか?「急に音がうるさくなり、近くの席にいる私が不快になった」

 

今回、問題になったLANのハブは、

こんな感じの大きなタイプのもの。

 

急におとがうるさくなった、24ポートのLANのハブ

急におとがうるさくなった、24ポートのLANのハブ

 

LANの口が24個もついています。

使い物になる一定ライン以上のスペックのものを購入しようとすると、

ざっくり2万円から。

高いものは6万を越えます。

そんな機器です。

 

で、もともとそこそこの音がする機器だったのですが、

ある朝出社すると、急に聞いたこともない高い音をはなつようになっていたのです。

 

機能的には、何の問題もなかったですが、

「そばで仕事をしている私が不快!!」

 

なので、今回対応をしました。

 

 

ちなみに、静かならいいのかというと、それはそれで少し問題があります。

その辺りについても、最後に軽くふれますね。

 

 

 

何が原因?

 

音の問題となると、中の熱を排出するためについている

「ファンが問題」というのが、大半なんですがね。

 

耳をすましてみると、やはり通気口のあたりが一番うるさいので、今回もそのパターンと仮説をたてました。

 

ということで、この仮説に対する解決策は、

  • 直る期待はできないが、中を空けてホコリを取り除いてみる
  • 中を空けて、うるさいファンだけを交換してみる

といったところでしょうか。

 

前者は、実施してみましたが、やはり効果はありませんでした。

 

ということで、今回の話の本題。

「ファンの交換」を実施してみたわけです。

 

 

ファンを交換する過程を載せてみます(^^)

 

過程 1/5

 

まずは、フタを開けるところからですね。

ネジをとっても、うまくあけられないことも多々ありましてね……。

 

そんな時は、ハデに傷をつけないように、(多少の傷は気にしないwww)

注意をしながら、マイナスドラにバーの力を借ります♪

 

うまく空けられない時は、傷つけないようにマイナスドライバーを使用

うまく空けられない時は、傷つけないようにマイナスドライバーを使用

 

 

過程 2/5

 

あけてみると、この機器にはファンが2つ付いていますね。

「いきなり、同時に両方うるさくなる」

というのは少し考えづらいです。

 

どちらかが、急にうるさくなったなと予想をたてました。

 

LANのハブの中

LANのハブの中

 

どちらも、そこそこうるさいんですけどね(苦笑)

まぁ、フタをあけたからというのも、一つの理由ですが。

 

で、1つずつファンを回してみたところ、

やはり片方だけが高めの音を発していました。

 

まぁ、予定どおりの予想的中ですね♪

 

 

過程 3/5

 

ということで、

  • 同じサイズ
  • 差しこみ口のピンの数が同じ数

のパーツを、パソコンショップへ行って購入です。

 

新しいファン

新しいファン

 

 

過程 4/5

 

さっそく、購入してきたファンに交換します。

 

……と、行きたいところでしたが、ここで1つ問題が発生。

 

ネジを止めるためのナット。

今回、ネジの長さの問題で、このナットが穴の中におさまらないと取り付けられないのですが……

 

問題に装具 その① 市販のファンでは、ナットが穴にあわない……(><)

問題に装具 その①
市販のファンでは、ナットが穴にあわない……(><)

 

写真を見て、伝わるでしょうか!?

サイズが合わないというね。。。

本来、そこまで事前に確認して、ファンを購入するべきですが……

私のレベルですと、やってみないとわからないですm(_ _)m

 

ただね、なんとなく、力技で行けそうじゃないですか (・▽・) !?

 

ペンチの力を借りてみた

ペンチの力を借りてみた

 

ナットを穴に押し込む!!

ナットを穴に押し込む!!

 

今回は、たまたまうまくいった図

今回は、たまたまうまくいった図

 

うまくいっちゃったよ。

乱暴ですね、ホント。

まぁ、ラッキーです♪

 

実は、

前に、パソコンショップの店員さんに聞いた話なのですが、

「メーカーが作った機器の中で使われているファンは、ショップでは売られないので、完全に一致するファンは買えないことが多く、無理やりつけたりするんですよ」

 

ということで、

今回の問題は想定の範囲内です♪(嘘)

 

 

過程 5/5

 

想定内の問題 突然発生した問題も解決できたところで、

今度こそファンを交換します。

 

急にうるさくなった方のファンを撤去

急にうるさくなった方のファンを撤去

 

新しいファンを装着

新しいファンを装着

 

 

ここで、またもや想定の範囲内 予想外の問題が発生。

差し込み口に、うまくケーブルがささらないんです(><;)

 

事前に確認をしたので、差し込み口のピンの数は問題ありません。

ただ、ソケットが完全に一致しないので、

差し込むときに、「邪魔になってぶつかってしまう部分」があり、

うまくささらないんです。

 

ということで、

 

問題に装具 その② ケーブルの差しこみ口にうまくささらなかったので……

問題に装具 その②
ケーブルの差しこみ口にうまくささらなかったので……

 

ケーブルがささる際に邪魔になってしまったモノを、思い切ってへし折った(・▽・)

ケーブルがささる際に邪魔になってしまったモノを、思い切ってへし折った(・▽・)

 

「邪魔になってぶつかってしまう部分」、へし折りました(・▽・)

 

ただし、へし折った部分、当然必要だからあるわけなので、

それをへし折ったからには、注意が必要です。

 

差しこみ口にかける力をミスってしまうと……

差しこみ口のピンそのものが折れてしまいます。

このピンは、ようは「電気を通す一番大事な部分」。

それが折れた時には、もう廃棄決定になります。

 

なので、注意が必要です。

ようするに、真似はするなという話です。

真似されても、責任は取れませんので、自己責任でよろしくお願いします。

 

 

過程 おまけ

 

最後におまけの作業。

 

ここまでで、ファンの交換は無事に終了しているのですが、

ちょっと気になる部分があるので対応です。

 

問題に装具 その③ ケーブルのあそびが気になる……

問題に装具 その③
ケーブルのあそびが気になる……

 

この場合、問題ない範囲のケーブルのあそびなので、正直不必要なこだわりです。

 

ただ、ケーブルのあそびは、場合によっては問題になります。

どんな時かというと、

  • あそびが長い
  • ファンがある程度大きい

という時です。

このケースの場合、「ファンにケーブルのあそびの部分があたってしまい、故障の原因を作ってしまう」可能性があります。

 

ということで、

ケーブルのあそびを解消する方法の1つが、こんな方法。

いたって簡単です♪

 

ケーブルのあそびの解消法 手順1/3

ケーブルのあそびの解消法
手順1/3

 

ケーブルのあそびの解消法 手順2/3

ケーブルのあそびの解消法
手順2/3

 

ケーブルのあそびの解消法 手順3/3

ケーブルのあそびの解消法
手順3/3

 

ねじってやるだけです。

 

ただし、ねじりすぎには注意。

やり過ぎると、ケーブルに負荷がかかってよろしくないと思われます。

 

  • ひとひねり
  • ふたひねり

 

こんなところが限度かな。

それでも、まだケーブルのあそびに問題がありそうな時は、

「ねじる以外の方法」で、故障の原因の可能性をつぶすといいです。

 

例えば、

  • 結束でケーブルをまとめる
  • テープで固定する

とか。

 

このあたりについては、今回は詳しく書きません。

(正しくは、調べないと、かけませんwww)

 

 

 

静かなファンの問題

 

さて、無事ファンを交換することで、

不快な音は解消されました。

 

ただし、ファンが静かになるということは、その分、犠牲になる要素もあります。

つまり、静かなら何でもいい。という話ではないんですね。

 

例えば、今回交換したファンですが、

交換前と後ではファンの性能にこんな数値の違いがあります。

 

【交換前】

電流:0.09A

1分間の回転数:3700rpm

音の大きさ:23dBA

風量:5.35CFM

 

【交換後】

電流:0.06A

1分間の回転数:3500rpm

音の大きさ:14dBA

風量:4.11CFM

 

今回、交換に使えるファンが、1種類しか選べなかったのですが、

選んだファンは「超静音」を特徴にしている製品でした。

 

上の数値を見てもらうと分かるのですが、

電流や回転数をおさえて静かにしたかわりに、

風の強さは弱くなっています。

 

つまり、熱を逃がす目的で設置されているファンなのに、

音を静かにしたがために、熱を逃がしづらくしてしまった。

 

というわけです。

うるさいヤツはうるさいなりに優秀なんです。

 

機器によっては、静かさを追求するがあまり、

熱を逃せなくなりすぎてしまい、熱暴走で故障してしまう。

なんてこともありますので、話の1つに覚えておいて損はないと思いますよ(^^)

 

 

 

それではまた明日?

 

 

 

 

 

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