冬の晴れる日の早朝に車のフロントガラスが凍る要因である「放射冷却」って何?

朝起きて、一段と冷え込む日って大体晴れますよね。

晴れる日の早朝に起こる現象が車の結露。この結露が冬になると凍ってしまいます。

新潟は車社会です。朝の忙しい時に、いざ出勤しようと車に乗り込もうと思ったら、車のフロントガラスが凍っていて暖房付けて溶けるまで待つか、家に戻って水を汲んできてかけて溶かすかしないといけなく、時間のロスが大きくなります。冬の結露の凍結は厄介です。

この早朝気温が一段と下がり、結露したり凍結する際によく口にするし耳にするのが「放射冷却」。

 

明日は晴れるから放射冷却で朝寒くなるかもね~

 

みたいな感じで放射冷却って言う言葉を使いますよね。

ふと思ったのですあ、この「放射冷却」って何なんだろう?と。

 

ちょっと調べてみました。

 

放射冷却は赤外線で地表から宇宙へ熱が放出される現象

こちらに簡潔にわかりやすく書かれていました。

 

今さら聞けない? 放射冷却のメカニズムとは – ウェザーニュース

 

図解もあるので気になる方は、ぜひこちらのサイトを覗いてください。

 

簡単に言うと、

 

地表面から熱が放出されて冷えることを放射冷却と言います

 

です。

実は、地表から赤外線が放出されていてその熱が宇宙に排出されているそうです。太陽の熱が地球に当たっている時は放出される赤外線の熱よりも太陽光の熱が多いため暖かく、逆に夜は太陽光が当たっていないので赤外線の熱が放出されるのみになるので冷え込んでしまうとか。だから、放射冷却は夜に顕著に起こるので気温が下がりやすいそうです。

また、

 

「晴れる日は放射冷却(の影響)がすごい」

 

みたいなことを言いますが、雲があると放出される赤外線の熱が雲に当たって一部地表に戻ってくるのでそこまで冷え込まないんだとか。晴れている時はすべて宇宙に熱が放出されるので気温が下がるそうです。

 

いや、これ全く調べるまで知らなかったのですが納得です。

 

まだまだ自分の知らないことがたくさんあって面白いなと思った一つの事例です。

日常的に些細なことに疑問を持つような視点はずっと持っていたいと思いました。

 

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