【三国志】「民が私を見捨てても私は民を見捨てぬ」by劉玄徳

中国ドラマの「三国志 Three Kingdoms」が面白すぎです。

 

【Amazon Prime】「三国志 Three Kingdoms」が面白いので三国志好きであれば一見の価値あり

 

36話まで観ました。ぜん95話なのでまだ3分の1を過ぎたころです。

これから赤壁の戦いもありますし、見どころ満載です。

 

ここまで観てきて様々な名シーンがありました。

特に名言が多いですね。

 

「人中の呂布、馬中の赤兎」

「我人に背くとも人我に背かせじ」

 

色々あります。

特に今回はこちらの名言。

 

「民が私を見捨てても私は民を見捨てぬ」by劉玄徳

 

これは新野城に曹操軍が50万の軍勢を引き連れてやってきた際に劉備から出た言葉です。

 

劉備 – Wikipedia

 

義に厚い劉備は民に慕われていました。そのため、新野城を放棄して撤退する際に民は劉備についていきたいといったのです。その数18万人。

しかし、民を連れての撤退は敵の曹操軍からの追撃にあってしまいます。軍師の諸葛孔明は民を引き連れては無理だと劉備に進言しましたが、義を重んじる劉備はこの言葉を言って民を引き連れての撤退を決意するのです。

途中、趙雲の単騎駆けや、張飛の長坂橋仁王立ちなど、劉備の臣下の活躍で見事撤退に成功します。

 

民に裏切られても君主である自分は民を裏切らないなんて・・・戦国の世でこんなことを言う君主についていきたい民の気持ちはよくわかります。

現代の会社員の立場で言っても、例えば社長が、

 

「社員に裏切られても社長である私は社員を裏切らない」

 

と言ったら一生ついていきたくなりますよね。

そういうことです。

管理職でも部下に対して同じことを言えますし。こういった人徳、義というのは今の時代もっと大事ですね。

見習いたいものです。

 

因みに、曹操が言った言葉である、

 

「我人に背くとも人我に背かせじ」

 

は劉備と逆で、「私が人を裏切ったとしても、人には自分を裏切らせはしない」と言っています。

この傲慢な性格で次々と戦に勝ち、天下統一の目前まで突き進むのです。

因みにこの言葉は、追われている身で助けてもらいお世話になった叔父さんやその家臣たちを、勘違いから皆殺しにした際に発した言葉です。

勘違いもおバカですし、残忍すぎてびっくりしました。2話目か3話目くらいに衝撃のエピソードだった。

やっぱり曹操よりも劉備のほうが好きですね。曹操もかっこいいけどね。

 

義に厚い人間になりたいですね。

 

 

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