「MINAMATA」の余韻がすごすぎる。

おこんばんわ、クロスメディア課の髙橋です。

 

 

ワクチン接種してから今日で3日目ですが、肩の痛みがだいぶ落ち着いてきました。腕を上げたら僅かにまだ痛みますが、何してても痛いという状況から脱せられたので一安心。明日にはその僅かな痛みもなくなると思います。

 

 

1回目でこんなに軽いと、跳ね返りが2回目にきそうで怖いですね。接種前にビタミン剤とかポカリスエットとか経口補水液とか飲むといいって聞いておきながら、今回は何も飲まずに行ったんですけど、次回は怖いのでちゃんと飲んでから行きます。

 

 

 

 

元気いっぱい!ってほどではないにしろ、朝から動くには申し分ない状態だったので、予定していた映画を見に行ってきました。

 

 

 

 

フォトジャーナリスト ユージン・スミスを通して見る水俣の姿を描いた映画「MINAMATAーミナマター」ですが、このブログを書いている今でも映画のワンシーンを思い出して胸が苦しくなるぐらい、凄まじい力を持った素晴らしい作品でした。

 

 

水俣病については歴史の授業などで一度は誰しもが触れると思うのですが、日本で生まれ日本で育ちながらこの映画を見るまで、水俣で生きる人々がどれだけの覚悟でもって会社と国と闘ったか、その闘いに1人のフォトジャーナリストと1人の環境活動家が関わり、真実を世界に伝えようとしていたかを私は恥ずかしながら知りませんでした。

多少の脚色はあるし、ハリウッド映画でなおかつ主人公が白人男性ということもあり、そこにフォーカスが寄りがちになってしまってはいるんですけど、史実を学ぶ上で重要な作品であることに間違いはないかなと私は思います。

 

 

もうね、ジョニー・デップの演技もさることながら、日本人キャストの演技がとんでもなくて•••。美波・真田広之・加瀬亮・浅野忠信・國村隼(敬称略)という布陣だったらそりゃ演技力に圧倒されるのは言わずもがななんですけど、この作品でお名前を知った岩瀬晶子さんやエキストラの方々の演技が特に胸に迫るものがあって•••。当時実際に活動されていた方々が今目の前で訴えかけているかのような力強さを作品の端々から感じるんですよね。日本で起きた出来事だからこそ、やはりこの映画に懸ける想いが皆さん強いのだと思います。また、実際の映像や写真がところどころで挟まれるのですが、それがより一層水俣で起きた出来事の悲惨さや、活動されていた方々の悲しみ・怒り・絶望と、それでも前を向いて負けてなるものかと奮い立つ力強さを際立たせていました。

 

 

 

 

この映画はアメリカ映画の立ち位置になり、そして日本ではなく、セルビアとモンテネグロで撮影されています。

本来であれば日本の映画会社が製作し、日本で撮影されるべきであるはずなのに、キャスト以外は全て他国というのは、日本の事なかれ主義と日本の映画業界の低レベルさを如実に表しており、一映画ファンとしてはこの現状をとても憂えております。

それだけでなく、先行上映会を舞台となった水俣市で行う際、地元有志の実行委員会や映画関係者が後援を依頼したそうですが、「内容や制作意図が不明」「水俣市民にも過去のことを思い出したくないという人もいるから」などの理由で拒否したようです。ただ、熊本県としては後援を承諾しているようなので、なんだかなぁという•••。

 

 

そこらへんの詳しいことは私が調べて書くよりも、プロが書いた記事をお読みいただく方が当たり前に良いと思いますので、いくつか関連ツイートを貼っておきます。映画を鑑賞する際の参照にしていただければ、より理解も深まるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国やアメリカなどのように、自国の裏側をちゃんと映画化してほしいけど、「日本のここがスゴイ!」みたいな番組しかやらないこの国で、そんなことは一生望めないのかもしれないのかなと悲観的になっちゃいますね。

だからこそ、「MINAMATAーミナマター」が多くの人に観られてほしいなと思うので、この記事を読まれた方はぜひとも劇場に足を運んでいただきたいです。

新潟では、イオンシネマ新潟西、ユナイテッドシネマ新潟、T・ジョイ長岡、イオンシネマ県央で上映されてるほか、JMAX THEATER上越で近日公開予定です。

観ようかなと思ったときがタイミングなので、迷わず観てくださいね!気がついたら終わってたなんてザラにあるので!

 

 

 

 

本当になんで、日本でこういう映画が作れないのか•••。まぁ作ったとしても「Fukusima 50」とかみたいに、お涙頂戴・とある企業礼賛作品にしかならないから、海外で作られるほうがまだマシな気もするなー•••。そもそも「Fukushima 50」に関しては原作者からしてあれだから、うん•••。

 

 

一応、私の推しである袴田さんも出演している、「Fukushima 50」と同じく福島第一原発を扱った映画「太陽の蓋」は、事実に迫る内容になっていたようなんですけど、そのせいか低予算であまり話題にならないという•••。ちゃんと作ってもコケにされちゃうから、そりゃ勇気出せないよなって。キャスティングに関しても、当時の閣僚達が実名で登場しているので、「色がつく」という理由で多くの事務所が断ったようだし。そんな状況で出演した私の推しはすごいんだなと誇らしく思っちゃいますね。まだ観てないから今度ちゃんと観よう。

 

 

 

スピンオフドラマは公式がYouTubeで配信しているので、無料で視聴可能です。

 

 

 

そうだ、HBO製作の「チェルノブイリ」も1話で挫折したから、これを機に最後までちゃんと観なければ•••。全5話と短いんですけど、ちゃんと描いてるから話が重すぎて、1話でいっぱいいっぱいになってしまったんですよね。小学生の頃にチェルノブイリ原発事故を描いた漫画も読んだことがあるんですけど、そのときの恐怖心がちょっと甦ったりもして•••。でももう大人だから私頑張る。

 

 

ちなみに読んだっていう漫画は、広河隆一原作・三枝義浩作画の「AIDSー少年はなぜ死んだか」です。検索して分かるかなーと思ったけど、今でも表紙絵を覚えてました。それだけ私の脳裏に強く焼き付いてるんでしょうね。

 

 

 

 

映画を見終わった直後は、「いやこれはブログ書けない•••」と思ったんですけど、いざ書こうとなったら書けるものなんですね。まだ頭の中が整理できてないからとっ散らかった文章なんですけど。それは今日に限らずいつもだったわ•••。

 

 

 

 

長々と書きましたが、とにかく多くの方に観ていただきたいです!「MINAMATAーミナマター」のような作品が多くの人に注目されれば、日本の問題を扱った作品は、日本国内で絶対に作られるべきなんだという姿勢に変わるかもしれませんし。

 

 

 

 

それにしても、いまだ水俣病と認定されず苦しんでいる人がいたり、訴訟もまだまだ続いているにも関わらず、チッソ株式会社の後藤舜吉元社長と安倍前首相が「チッソは解決した」って曰ってるの、本当に腹が立ちますね。加害者側が無責任なこと言うなよマジで。被害者がいる限り終わりはないわ。

 

 

 

 

夜も借りてきた映画見ようかなと思いましたが、この余韻に浸っていたいのでそのまま寝ます。

水俣病について書かれた本を買って読もう。

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