残り100秒

人類絶滅までの残り時間だそうです。

もちろん実際の時間ではありません。

アメリカの「原子力科学者会報」の表紙絵として使われている世界終末時計のことです。

終末を午前零時になぞらえ、それまでの時間を時計の45分から正時までの部分を切り出した絵で表されています。

 

1947年に創設されたときは、冷戦時代初期だったこともあり「7分前」に設定されました。

その後は米ソの核兵器開発競争や水爆実験成功などにより短くなったり、米ソの国交回復や核拡散条約の批准などにより伸びたりしながら毎年発表されています。

 

ソ連の崩壊により冷戦終結と言われた1991年に針が一番戻り「17分前」と表示されましたが、それ以降は核の不安や原子力の安全性懸念、北朝鮮問題や気候変動への関心の低さ、そしてコロナウイルスの蔓延などにより針は進み、今年は3年連続で「100秒(1分40秒)前」と発表されました。

最短時間維持だそうです。

 

このニュースに対するコメントはネガティブなものが多いようですが、まぁ多様性の時代とか言われて世の中には様々な価値観が生まれていますから批判的な意見が多いのはしょうがないのかもしれません。

 

「残り100秒」と言われて自分に何ができるのか考える時間を持ってみませんか。

 

 

100,000年なんて言われても想像できないですよね。

「100,000(ジュウマン)」てちなみに「hundred thousand(ヒャク セン)」って言います。

英語って合理的な感じがしませんか。

 

 

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