HAC -4-

こんにちは、ウィザップDTP部のヒグチです。

ヒグチ・アルビレックス・クロニクル「HAC」第4話です。

 

前回はこちら

 

 

 

野球少年だったヒグチが、サッカー漫画で徐々にサッカーに興味を持ち始めた頃、ついにJリーグが開幕します。

1993年、ヒグチ少年が中学1年生の春です。

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Jリーグ公式サイトより

 

開幕当時圧倒的人気を誇っていたのはカズ、ラモス、武田、北沢、柱谷らスター選手を揃えるヴェルディ川崎

巨人ファンだったので同じ読売つながりということもあり、自然とヴェルディを応援するようになりました。

当時はゴールデンタイムで毎週のようにテレビ中継がありましたが、新潟のテレビで観れるのはほとんどヴェルディの試合でしたからね。

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ヒグチ所蔵Jリーグカード

 

周りでは他に清水エスパルス横浜マリノスの人気が高かったです。

 

 

ちなみにヒグチは中学で野球部でもサッカー部でもなく卓球部に所属。そもそもサッカー部自体ない学校でした。

卓球部はかなりゆるい感じで、やけに部員偏差値が高かったです(笑)。

 

その頃から野球少年だったヒグチの気持ちは次第にサッカーに移って行きます。

高校生くらいの頃は、逆に野球報道に嫌悪感を覚えるほどでした。

 

華々しく開幕したJリーグですが、3、4年経つとそのブームに一気に陰りが出ます。

テレビ中継は激減し、サッカー雑誌も次々廃刊、スポーツニュースの扱いも野球とは雲泥の差。プロ野球なんて開幕前のキャンプ報道にも多大な時間を割くのに。

なぜ、同じプロスポーツでこんなにも報道量に差が出るのかと、一人憤っていましたね…。

あんなに好きだった巨人ですら、嫌悪するほどでした。

 

今ではもう大人の事情を知り、対応ができるようになりましたが。

 

 

 

そんな風にテレビでヴェルディ戦を見てた当時、新潟にJリーグクラブが出来るなんて夢にも思いませんでした。

 

しかも新潟がJ1、ヴェルディがJ2を彷徨うなどとは。

 

 

続く

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