【東京2020オリンピック】女子個人ロードレースで無名の数学者選手が金メダル!?

奥さんに教えてもらって知った女子個人ロードレースの驚きの結末。

 

 

CNN.co.jp : 金メダリストは数学者、キーゼンホファー選手が五輪史上最大級の番狂わせ – (1/3)

 

【NHK】計算通り?数学者がまさかの金メダル獲得! | 自転車 | 女子個人ロードレース | 東京オリンピック – YouTube

 

 

普段は数学者として働いている無名の選手が見事金メダルを獲得。

 

この結果だけでも驚きですが、なぜこのような事が起こったのかというエピソードがこれまたびっくりです。

 

というのも、ロードレースというのは個人競技でありながら、実はチーム単位で展開するレースです。

 

同じ国で3人位を1チームとして、固まって走ります。先頭が一番風の抵抗を受けて体力を消耗するので、先頭を交代で走りながら体力を温存しつつ終盤で攻勢をかける競技。

 

しかし、今回優勝したキーゼンホファー選手はオーストリア代表としてなんと一人での出場なので、一人で買ったことになります。

 

なぜ勝てたのか?もちろん体力面と実力面はあったのでしょう。

でも最大の理由は、キーゼンホファー選手が序盤から逃げ切り体制て2位以下を大きく引き離したことで、2位以下の選手団がキーゼンホファー選手が遠くで逃げ切り体制だという事に気づかずにいた事。

 

2位のオランダチームはゴールするまでずっと自分たちが1位集団だったと思っていたとのこと。

 

こんなことあるのね。

 

確かに、レース中にレース展開の情報が入ってくることはないので、こういった現象は起こりうるのでしょう。

キーゼンホファー選手が先頭で逃げ切り体制だという事を知っていたらまた違ったレース展開にもなっていたはず。

 

それにしても、オリンピックという舞台で起こった珍事としては最大級でしょう。

 

あまり気になっていなかった競技でしたが、ちょっと興味湧いてきましたね。

こういうのがマイナー競技がスポットライトを浴びるきっかけになるんだと思いました。

 

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