研修の課題図書「鬼平犯科帳」第1巻を読み終えての感想

2週前くらいから読み始めた、研修の課題図書「鬼平犯科帳」第1巻を読み終えました。

 

研修の課題図書「池波正太郎 鬼平犯科帳」が意外と面白い

 

土曜日の採用時に面接以外の試験官をしている際に読むことができました。

基本的にお昼休みの30分間で読めるところまで読む。大体、1話分は読めたかな。1冊あたり8話分あるので単純計算で4時間くらいあれば1冊読み終えることができます。やっぱり活字が苦手で普段から本を読んでいない私は時間がかかります。多分本好きの奥さんなら1時間ちょっとで読み終えちゃうんだろうな。

課題として感想文はこんな感じ。

 

印刷会社に勤めていながら、普段本を読まない私ですが、正直ここまで楽しく読めるほど面白いとは思ってもみませんでした。活字嫌いなので1冊読むのに何日かかるかと思っていましたが。

話の内容は、父がBSで夕方に再放送している鬼平犯科帳のドラマが好きで私も一緒に観ていたこともあり大体わかっていたので面白く読めました。ドラマという映像では描き切れない内容が小説だと活字で生々しく書かれていて、ゾッとする場面もありました。平蔵は火付盗賊改方という仕事はほぼ完ぺきにこなす一方で、生い立ちが壮絶で若いころにはそれなりに荒れた時期もあり、しかし根は優しい人間味溢れる人物像という印象です。誰しも完璧な人間はいません。仕事として罪人には厳しい処罰を下す一方で、周囲の近しい人や関わった人達が困っていたら気にかけて手を差し伸べる、そんな平蔵のような人間性を持ち合わせたいと思いました。

 

400字以内に収めなければならず、逆に難しい。だらだら書かずに言いたいことを簡潔に書かなければなりません。小学生の読書感想文じゃないので、内容も面白かっただけではアウト。感想文って難しいですね。

 

また来月も感想文があるので、感想文のことも意識してコンスタントに読み進めていきます。

 

 

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