採用の難しさを実感|採用は会社経営の重要な要素の一つである

会社の新卒採用の担当者としての仕事をしていますが、5月が終わろうとしている今、2020年卒採用もピークを迎えています。6月に入る来週は2次選考があり、続けて3次選考、最終選考と続きます。

有難いことに、新卒採用はそこまで苦戦することなくある程度の母集団形成と優秀な学生を集めることができていると思います。

 

新卒採用はいいのですが、それ以外の採用がうまくいっていないという問題もあります。

パート・アルバイト採用、新卒でも高卒の新卒採用は厳しい結果が出ています。パート・アルバイトに関してはハローワークに募集をかけていますが応募がほとんどこない。時給も他の求人より高めの設定の1,000円で出していますが・・・。これだけ職があふれている時代に選ばれるというのはかなり難しいと思います。ハローワークは求人票の書き方で独自性を出すことが難しいので特に。なるべくコストをかけたくないのもわかりますが、求人情報サイトや情報誌の活用も視野に入れないといけないかもしれません。

 

高卒は待っているだけでは応募がない時代です。毎年参加したい企業が多くて抽選になるハローワーク主催の合同説明会に運良く参加できていますが、この合説に参加して待っているだけでは学生からの応募はなかなかきません。もっと学校の就職担当の先生に訪問してアピールしないと学生さんを推薦してもらえないです。

 

そもそも応募してもらい選考にこぎつけるまでの母集団形成がどちらも出来ていないのが問題です。

 

 

新卒採用も含めて採用全般に言えることは、「採用は経営に直接的に影響する」ということ。

結局会社はその中にいる「人」が形作るので採用する人がコスト以上に稼ぎ会社に利益を残してくれる事を見越して採用します。そもそも、人手不足で今の人員では限界のある仕事量しかできず、仕事はあるけど人がいないからできない状況の会社も多い。

また、採用するというのは会社のコストが増えるということも考えるべき。仕事が回らないから新しい人を採用をするのだと思いますが、生産性を上げて採用しなくてもいい仕組みづくりをすること、も考える。今経営に対する問題が何なのか突き詰めて、その問題を解決するための方策の一つとしての採用であれば、採用の目的は何なのかはっきりさせる必要があります。闇雲に採用してもコストが増えるだけで終わる可能性があるということ。

採用は経営における重要な要素の一つです。採用がうまくいかない場合は経営もうまくいっていないというのと同じです。

採用は重要なので、新卒だけでなくパート・アルバイトの採用も自分ができる範囲でお手伝いができればと思います。

 

 

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