仕事も家事も育児も、モチベーションは「誰かに上げてもらうもの」ではなく「自分で上げるもの」

先週位からやる気がなかなかでない。体調が悪いわけでもないし、何かあったわけでもありません。仕事もめちゃめちゃ忙しいわけでもない。

原因はわからないけど、このままではダラダラと時間が過ぎていくのも自分としては耐えられない。

時間を有効に使って生産性を上げることが自分にとっては重要です。仕事に限らず家事、育児でも。

 

そんなモチベーションが低い私ですが、昨日この記事を見て自分は甘いな、と思いました。

 

家事育児の分担トラブルや「残業は美徳」の上司が共働き世帯の問題に

 

男の家事育児は職場で「半人前扱い」?男性側の言い分も聞いてほしい | BUSINESS INSIDER JAPAN

 

夫婦共働きが当たり前になっている今、家庭と仕事を両立することがとても難しくなっています。共働きだから男性も家事育児を分担して行うのが当たり前になってきましたが、社会の一部分はまだ追いついてきていない実態があります。

この記事では「男性が育児をすることで仕事の比重が軽くなり、職場や社会で評価されなくなる」ことが問題として挙がっています。

「残業しない人は評価しない」という上司が多いそうです。年配の方の成功体験から「残業が美徳」という考え方があり、こういった事態になっています。

また、夫婦間の家事育児の分担でも考え方の違いから衝突してしまうケースも。

そんな共働きの問題を父親側からの目線で紹介している記事です。

 

最初は大変な環境もあるんだなぁ、位にしか思わずに読んでいましたが、最後の事例の私と同じ苗字の小池さんのお話でハッとしました。

 

 

モチベーションは「誰かに上げてもらうもの」ではなく「自分で上げるもの」

毎日忙しい小池さんでも、家事育児を積極的にしているそう。そんな小池さんは「家事や育児参加は苦痛じゃない」と感じているそうです。

それは以下に引用した考え方をしているから。

 

「やらされている感はまったくない。子どもはかわいいし、部屋やキッチンがきれいな方が、自分も気分がいい。奥さんは日中、子どもをみるだけで十分、大仕事。夜泣きで寝不足だと本当に辛そうですし、眠れるときにしっかり眠ってもらった方が、家庭も安泰です」

引用:男の家事育児は職場で「半人前扱い」?男性側の言い分も聞いてほしい | BUSINESS INSIDER JAPAN

 

まず、自分から奥さんや子供のために育児や家事をするという気持ちが見て取れます。誰かにやってと指示されるのは誰でもあまり気分はよくないものです。それなら、誰かのために自分から率先してやってあげるような習慣ができると一番いいですね。言われる前に「掃除したら喜んでくれるかな」「子供の送り迎えしたら助けになるかな」と自ら考えて行動することです。普段の家事育児の分担をバッサリ分けた分しかしない、のではなく、余裕があったり手が空いていればやってあげるような気づかいが必要なんだと思います。

こうした気づかいは、仕事をする上でも重要だと思います。しかし、家庭でできないのであれば仕事でもできないし、仕事でもできないのであれば家庭でもできない、と個人的に思います。

 

自分で言うのもおこがましいですが、小池さんの言っているように、奥さんが夜泣き対応で眠そうにしているのは私も辛かったですし、私は授乳はできない分他で負担を和らげようと努力してきたつもりです。

 

結局何が言いたかったかというと、最近のモチベーションが上がってこない、やる気が起きないというのはこの「誰かのために」という意識が薄れてきていたからなんじゃないか、と気づかされました。

私の場合は、基準が「自分」になってしまうと、「面倒」「なんで自分が」「疲れた」など逃げに回ってしまうため、モチベーションは上がりません。最近は基準が「自分」になってしまっていたんだと思います。

これは気をつけようと肝に銘じておきたいと思います。

 

今行っている研修の先生が、「モチベーションは自分でしか上げられないもの」だとおっしゃっていました。

本当にその通りだな、と再認識しました。自分のモチベーションの源泉は何か自己分析して、脱線していたら戻ってこれるように自分のモチベーションの源泉、基準軸は何か、把握しておくべきです。

 

少しやる気が持ち直してきた気がします。モチベーションは出来るだけ浮き沈みなく、「高め安定」できるように自分でコントロールしたいですね。

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