メディア・ユニバーサルデザイン ディレクター

こんにちは、ウィザップDTP部のヒグチです。

日々の愚痴を綴るブログ「グチブロ」にようこそ。

 

 

 

 

 

 

新しく名刺を刷ってもらうついでに、以前に取得した「メディア・ユニバーサルデザイン ディレクター」の肩書を入れてもらいました。

なんかカッコいい…!

 

 

USJではありませぬ。

メディア・ユニバーサルデザイン ディレクターです。

「ユニバーサルデザインに適したデザインを作れますよ」という資格です。

 

 

「ユニバーサルデザイン」とは、ざっくり言えば高齢者や色覚障害者、高齢者、外国人など、多くの人に使いやすいデザインのこと。

メディア・ユニバーサルデザイン」とは主に高齢者や色覚障害者にも識別しやすい配色やデザインを扱える知識・技術を指します。

 

UDとはなんぞや

メディア・ユニバーサル・ディレクターになりました

 

 

色覚障がい者は、日本国内では300万人以上で、高齢者の白内障などにより色覚の低下した人数を加えると、一般の人と色の感じ方が違う人は、日本国内に500万人以上いると考えられます。

メディア・ユニバーサル・デザイン協会HPより

 

上記のように色覚障害は「一部の人」の特別な病気ではありません。

 

 

 

 

では、色覚障害の人はどのように見えているのかというと

 

例えば弊社のHP

 

このように見える。(色覚異常P型)

 

 

 

街の景色も

 

このように見える(色覚異常P型)。

 

※見え方は色覚異常の種類により異なります。

 

 

 

一般の人から見ると「嘘だろ?」と思えるような景色ですが、色覚異常の人にとってはこれが「普通の景色」なので、気付かないまま過ごしている人も多いようです。特に最近は小学校で色覚検査を行わなくなっているので、その傾向が顕著なよう。

 

日本の小学校では、全児童を対象に石原表を用いた色覚検査が行われていた。1994年以降は4年次における1回だけになり、2003年度より色覚検査を定期健康診断の必須項目から削除した。

wikipedia「色覚異常」より

 

 

 

 

 

こういった方々にも、識別しやすい配色やデザインを施すのが「メディア・ユニバーサルデザイン」です。

このような制作物を要望の際はどうぞご連絡ください。

 

 

ただ識別しやすい配色やデザインが、一般でいう「美しい」「カッコいい」「洗練された」デザインにはなりづらいのが難点。

同系色でまとめて差し色を一つ…とか、全体をパステル調でまとめた柔らかい雰囲気…のようなデザインのセオリーが使いずらいので、その点だけはご了承ください。

どちらかというと「どぎつい配色」が多くなると思われます。

 

 

 

 

 

以上、たまに真面目な仕事の話をする回でした。

 

 

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