【アルビREVIEW】2021.7.3 vs磐田

今季のJ2前半戦最後の試合は、2位につける磐田との直接対決。

勝てば首位奪還の可能性あり、逆に負ければ勝ち点6差に広がる危機となります。

今日は内容より結果…！

【Albirex Match Review】

2021.7.3 J2第21節@エコパスタジアム

磐田 3-2 新潟

試合終了。新潟 2-3 磐田 https://t.co/Hv8YFwVAYX #albirex pic.twitter.com/WtleeuCZdZ

— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) July 3, 2021

前半30分過ぎまでに3失点。

自力のある磐田さん、それも7試合連続完封中の相手にこれで勝てるはずもなく。

1失点目はオフサイドかどうか微妙な抜け出しから。

3失点目はセットプレーのこぼれから、ややアンラッキーな形。

問題は2失点目か。

カウンター気味の形とはいえ人数は揃っていたのに、ファーサイドで得点源のルキアンがドフリーとは何故に。

千葉ちゃん、舞行龍がニアに釣られ、堀米は戻りきれず。

これはGKのコーチングで避けられたと思うのですが。

復帰後の小島は不安定というか、バックラインとの連携が取れていないというか。

期待されたビルドアップでの貢献も効果的とは言い難い。

それまでの阿部ちゃんが決して悪くない出来だっただけに、今の小島のパフォーマンスなら再度阿部ちゃんに戻すという選択があってしかるべきとは思います。

そんな絶望の状況から光が見えたのは残り20分を切ってから。

昨季終盤の大怪我から復帰の福田が投入されてからです。

この状況で、数ヶ月ぶりに復帰の選手に過大な期待をかけるべきではないと思っていましたが…いやいやどうして。

ワンタッチで前を向き、相手のベクトルを外しまくり、みるみるチームに連動性が生まれていきます。

あれよあれよという間に2点を奪取。

たった一人で流れを変えてしまったのだからチートですよ。

そして前節、明らかにコンディションが整っていなかったロメロも復調。

持ち前のフィジカルとスペースへのフリーランニングで前線の起点となっていました。

相手の嫌がるスペースに入り一発で前を向ける福田と、フィジカルで納めるロメロの復帰で千葉ちゃん＆舞行龍の縦パスがさらに活きそう。

最近は受け手の高木がファールで潰されまくっていましたから、その負担軽減にもなり得そうです。

この直接対決で失った勝ち点と得た収穫、残された課題。

次節からの後半戦できっちり回収していきましょう。