今年も監督解任

ついにこの日が。

 

 

 

鈴木政一監督の解任。

 

 

8勝5分14敗(勝点29)で19位。

この成績なら当然の結末なのですが、ここまで引っ張ったからには今季は一蓮托生するものかと思っていました。

 

甲府、京都、愛媛が共にGW前後と早々に監督交代に踏み切っていたので、それに比べると明らかに遅い時期。(J1に目を向けても浦和が4月、柏が5月)

 

フロント側に立ってみれば、我慢は折り込み済みで多少時間はかかっても鈴木監督の下で継続・熟成!という思いでいたのでしょうが、J3降格も現実的な順位にまで落ち込んだことで、「もはやここまで…」と。

本当にここまでの低迷は想定外すぎたのでしょう。

 

 

 

 

ただ、この時期まで引っ張ったことで新監督の今季の目標が曖昧にならざるを得ません。

 

数字上はまだ昇格の可能性は残されているだけに、建前上はそこ(プレーオフあたり)を目標にするのでしょうが非現実的。

「来季に向けたチーム作り」をうたったところで、この状況(チームの低迷、それによるスポンサー離れ→強化費減)で来季何人の主力が残ってくれるかわかりません。

 

 

そもそも、この時期に実績のある監督がフリーでいることはなかなかないでしょうし、3年連続でシーズン途中での監督解任というチームに名うての指揮官が来てくれるのかという不安も…。

 

 

 

 

 

とまあ、ネガり出したらキリがないのですが、この交代で万が一歯車が噛み合って事態が好転する可能性もなきにしもあらず。W杯での日本代表みたいにね。

 

それもこれも、まずは新監督次第。

 

 

 

 

 

最後に。

 

解任とはなりましたが鈴木監督のサッカーの方向性が間違っていたとは思いません。

ただ、それを具現化できる選手が少なすぎたし、チームとしての土台そのものが脆すぎでした。

プロとしてあるまじきミスや、それを跳ね返せないメンタルの弱さなど、クラブ風土が要因とも思える問題が多かったのは申し訳ない気持ちでいっぱいです…。

 

 

 

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