惜別の拍手を

契約満了のお知らせが届く時期となりました。

 

発表されたのは、一時期は新潟の顔と呼ばれた選手たちばかり。

 


昇格に失敗し、財政的に非常に厳しい…というチーム状況では、高額年俸のベテラン選手が首切りのターゲットとされるのはプロの世界では仕方ないこと。

 

 

ピッチでの数字で見れば、野沢、ズミさん、ヨンチョルは今季出場機会がほとんどなく、致し方ない面があります。

 

一方で今季31試合(2得点)に出場しているキショーの契約満了はサプライズにも感じますが、昨季までのようなフィジカル(馬力、スピード)で相手を千切るようなプレーが出来なくなっていることも事実。正直衰えは隠せなかったです。

様々なポジションが出来る使い勝手を考えれば、残せば来季も一定の出番はあるとは思います。

しかし、おそらく今季以上につなぐサッカーになるであろう新体制のことを考えると、プレースタイル的に構想外になったのでしょう(そして年俸か…)。

 

 

 

とは言え…!

チーム状況も選手の衰えも全て分かっていても、そう簡単に気持ちの踏ん切りがつかないのがサポ心理というもの。

 

一度クラブを離れたにも関わらず再び新潟のユニホームに袖を通すために帰ってきてくれた選手たちと、またもお別れしなければいけないなんて…。

 

 

 

 

 

明後日の最終節、そんな功労者たちに惜別の拍手を送りましょう。

お別れの機会を作るために、早めに発表してくれたクラブにも感謝です。

 

 

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