「自分が作りました」と言えないお仕事

こんにちは、【新潟市の印刷・WEB・企画のなんでも屋】ウィザップ制作部のヒグチです。

日々の愚痴を綴るブログ「グチブロ」にようこそ。

 

 

 

 

 

 

 

窓を開ける季節になると、今まで聞こえて来なかったいろいろな音が感じられていいですよね。

風流。

 

 

そんな最近の気になったツイート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーランスでなくても会社でもそうですよね。

特に印刷会社の場合は「うちの会社でこんなもの作りました!」と大々的にPRできないものが大半。弊社に限らず印刷会社のHPを見れば分かるのですが、ほとんど具体的な製品は載っていません。

 

守秘義務だったり、二次受け・三次受けのために公にできないというパターンも。

 

特に新卒の会社説明会などで学生さんに、作っているものを直に見せて説明できないのは毎回心苦しいのですよね。

一口に「某企業のパンフレット」とか「○○学校のチラシ」と言ったっていろんな物がありますし。

デザイン志望の学生さんにとっては、何を作っているのか分からない会社に入るのって不安なはず。

 

もちろん機密文書などマル秘が絶対条件な案件は分かりますが、そうじゃなくても自分が作ったもの、デザインしたものを公にできないのはクリエイターにとっては結構悲しいことです。

 

コンペのときなどに「担当デザイナーの過去の制作物を出して欲しい」って言われることがたまにありますが、どこまで出していいものか毎度迷うのですよね。

 

企業内のデザイナーの場合は、契約に関し突っ込んだ説明は受けないので、その案件が公にしていいものか悪いものかの判断はつきません。

いちいち営業さんに確認して、その営業さんからクライアントに確認取ってもらって…というのも多くの人の手を煩わせてしまうので躊躇してしまいます。

 

 

…ということで、「とりあえず何か問題があると怖いからSNS等で口外はしないでおこう」というのが基本姿勢になってしまっています。

 

 

 

作り手側にとっては、もっとオープンな状況になって欲しいですけれどねぇ。

 

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