HAC -6-

こんにちは、ウィザップDTP部のヒグチです。

ヒグチ・アルビレックス・クロニクル「HAC」第6話です。

 

前回はこちら

 

 

前回でアルビ誕生のいきさつについて触れました。

 

そして、1996年4月21日[北信越リーグ第2節]

アルビレオ新潟vsルネス学園金沢戦をサンスポーツランド新津で観たのが、ヒグチのアルビ初観戦でした。

 

きっかけは会場のサンスポーツランド新津が比較的実家から近かったから。

(とは言っても車で30分くらいはかかるところでしたが、市陸に行くよりは断然近場でした)

 

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アルビレックス新潟11年史より

サンスポーツランド新津(新津金屋運動広場)は上記写真のように、スタンドは芝生席。

高校サッカーの試合会場になるような簡素なものでした。

 

 

当時の北信越リーグはJリーグ、JFLの下にある9つの地域リーグの一つ。

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fc-solennel HPより

各地域リーグを勝ち抜いたチームで行われる、全国地域リーグ決勝大会で上位2チームに入るとJFLへの昇格、という道筋でした。

 

北信越リーグの対戦相手は全てアマチュアクラブ。(後に合併して「カターレ富山」となるYKKとアローズ北陸や「松本山雅」となる山雅クラブが当時も在籍)

一方でアルビレオは、前述の通り2002年W杯誘致のために一部選手をプロ化、さらに外国人選手も補強、そして監督として元ヴェルディ川崎コーチのフランス・ファン・バルコムを招聘するなど、北信越リーグ内においては図抜けた戦力を擁し、時に二桁得点をマークをするほどでした。

 

 

ヒグチが初観戦したルネス学園金沢戦は3-0で勝利。

芝生席の観客はおそらく200〜300人ほどだったと思いますが、チームフラッグも振られ、すでにサポーターと思われる方々の姿も見られました。

 

初めて見るサッカーの試合。

 

そしてJリーグ入りを目指す「オラが街のチーム」。

 

試合のレベルなんてさておき、それだけでヒグチ少年を興奮させるには十分なものでした。

 

 

続く

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