10年後の仕事図鑑

どうもエックスです。

 

 

2018年の最注目人物の落合陽一氏と堀江貴文氏の対談をまとめた本です。

 

 

私自身にも響く言葉があり、子供にも読ませておきたい本です。

 

 

10年後の仕事図鑑

堀江貴文氏・落合陽一氏共著

 

心に残った言葉を本文より一部抜粋しました。

 

‘‘AIで本当に仕事がなくなるの?この先一番の鍵になるのはAIが手を持った時だ。’’

 

‘‘代替不可能な価値は仕事ではなく、趣味で生み出せ。’’

 

‘‘100万分の1のレアな人材になろうという話があるが、100万分の1なんてオリンピックの金メダル級の確率だ。普通に暮らしていてもとてもできっこない。100分の1ならどうだろう。好きなことなら夢中になりできそうだ。あとはまったく違う2つの分野で100分の1を目指せば良い。100分の1×100分の1×100分の1で100万分の1になる。’’

 

‘‘何が信用となり価値になるのか。

知名度はわかりやすい信用=価値になる。

何か自分が突出してできる能力やスキルも価値に変換できる。’’

 

 

ホリエモンはよくツイッターの発言で炎上してます。「保育士は誰でもできる」というツイート発言などたまに共感できない言葉もありますが、IT関係やこれからの時代の先見の明には一目感心する発言で勉強させられます。

 

 

『堀江貴文サロン』というオンラインプラットフォームシナプスのシステムを利用したオンラインサロンは月額10,800円、会員が約600人います。それだけ堀江貴文氏を支持している人が多いことがわかります。月額864円で有料メルマガも配信しています。

 

 

サロンの目的は『とにかく一度きりの人生を大満足しながら生きていく』という趣旨です。

 

 

1つの分科会に入って活動してもいいし、全ての分科会に参加して、面白そうなプロジェクトにだけ加わってもいい。

 

 

堀江サロン内では「手を上げた人が初期リーダー」という暗黙のルールがあるので、自分で立ち上げたプロジェクトは原則的に自分がプロジェクトリーダーとして進めることができます。

 

 

面白いプロジェクトであれば堀江氏本人が投稿してくれてアドバイスや感想などを投稿して一緒にプロジェクトを立ち上げてくれます。このアドバイスこそが堀江サロンの大きなメリットの一つのようです。

 

 

私がドキっとしたのは、

‘‘40代になってから周囲の同世代がつまらなくなっていることが気になりはじめた。’’

という言葉です。

 

 

人は歳をとると、今まで培ってきた人脈や経験にがんじがらめになり、新しい刺激に身をさらせなくなるようです。

 

 

新しいことに興味を失ってしまえば10代でも老人だし、新しい刺激を求め続けるのならば60代でも若者だということです。

 

 

よく遊びを仕事にと言われますが、遊びを仕事に結び付けるのがなかなか難しいと思います。

 

 

人生におけるすべてのアクションが、遊びとも、仕事とも、勉強とも解釈できると思うことから始まりまると言います。

 

 

ただ、遊びと聞いて少し難しく考えてしまう人は、興味があること、熱中できることに置き換えると分かりやすいようです。

 

 

仕事になる趣味を3つ持てたら強いと言います。

専門性はどんなことでもいい。自分にしかできないことは、他人から必要とされる十分な理由になる。

ポジションを取り、他の誰でもない、「個」の価値を見出すことが人生の成功のポイントのようですね。

 

 

新しいことにチャレンジしている人は尊敬します。大変そうですが、毎日新しい知識が増え、出会いがあり、いずれその知識は知恵になり、出会いは貴重な人脈になり、結果として売上に結び付くのでしょう。

 

 

まずは自分が何が好きで、何に興味があり、何だったら何時間でも夢中になれるのか上げてみることから始めて、40代でも諦めず、チャレンジする気持ちは失っちゃいけないなと感じる本でした。

 

 

落合陽一氏は、あとがきでこの本が願わくば次の時代をつくる人々が時折振り返る本になってほしいと書いていました。

 

 

落合陽一氏にも少し興味が湧いたので他の執筆本を読んでみたいと思います。

 

 

それではまた。

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