「みんな違ってみんな良い」はずなのに「言いたいことも言えない世の中」という矛盾【Poison】

 

「みんな違ってみんな良い」と小さいころに大人や先生に教えてもらった人は多いはずです。

 

この考えは今のダイバーシティ推進のような多様性社会にも適した考えではないでしょうか。

 

にもかかわらず、いまだに「言いたいことも言えない世の中」からは抜け出せていない気がします。

 

いい歌だよね。

 

「俺は俺を騙すことなく生きていく」

 

という歌詞がありますが、自分を偽ることなく生きていけている人はそんなにいないでしょう。

 

騙すことなく生きている人がいたとしたら、きっと変人扱いされていると思います。

 

マジョリティーに同調しないと生きていけない世の中です。

 

SNSによって個人が発信できるようになったので、言いたいことが言えるようになったかというと、逆に言いづらくなっているように思います。

 

自分が言いたいことを言っているとしても匿名でのSNSを利用している人が多そう。匿名だと言いたいこと言いているとは言えないですよね。

 

SNSで自分の身バレしている状態で言いたいこと言ったらたたかれるかもしれないという恐怖から言いづらくなっているような気がします。

 

もちろん、リアルでも言えないでしょう。

 

SNS普及によって人間の負の部分が大きく見えてしまっているので、言いたいことも言えない世の中になり、マジョリティーに同調しないと生きていけないような風潮があります。

 

もちろん、この限りではないですが。マイノリティーの声も届きやすくなっているのは事実ですが…。

 

「みんな違ってみんな良い」は真理です。でもまだまだ受け入れられるような受け皿は社会にはないような気がします。

 

急にこんな話をし始めたのはなぜかというと、保育園の保護者面談での話の内容からです。

 

自分の子供にはこの辺どうやって伝えていこうか今から少し悩んでいます。

 

もう上の子は4歳ですからいろんなことがわかり始めていますから。

 

私は子供のころから大学生卒業付近まで、周りに流されてきた人生だと思うので自分の子供には自分の考えをしっかり持って生きてほしいと思っています。

 

別に立派になってほしいとか、いい大学に行ってほしいとかではなくね。

 

そんなお話でした。

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