こんにちは、ウィザップDTP部のヒグチです。

日々の愚痴を綴るブログ「グチブロ」にようこそ。

 

 

 

 

 

今更なんですが、先月終わったアニメ「うしおととら」

 

 

そこに出てくる「秋葉流」というキャラが原作の頃から好きです。

好きというか、彼の思いに共感してしまいます。

 

 

 

飄々とした天才肌で、ストーリー序盤から主人公うしおのいい兄貴分的な存在なのですが、最後の最後、白面の者との最終決戦を前に突然裏切ってしまう流

 

 

少年漫画にありがちな「最初から裏切り者だった」とか「敵に洗脳されたり、あやつられた」とかいうわけではなく、本当に自らの意志でうしおたちの前に立ちはだかるのです。

(敵の言葉に背中を押された面はありますが…)

 

 

 

その理由については、読者の間でも様々な見解が語られますが、流やとらの言葉を借りれば、

 

うっとぉしかったんだよな。

あの甘ちゃんの目…

どんな時でもオレを信じきってるって目よぉ

 

おめえはうしおの目に耐えられなかっただけじゃねえか。

そんな目で見るな。

オレはそんなにイイヤツじゃねえ。

そんなんじゃねえ……ってな。

どちらも「うしおととら」29巻より

 

 

うしおのどこまでも真っ直ぐで、ひたむきで、純粋なその目、流を信頼しきったその想いに耐えきれなくなった流。

 

 

そんな、うしおに対する感情に強く共感するんです

 

 

太陽のような存在(うしお)があまりに眩し過ぎて、その近くにいればいるほど自分の影の濃さを自覚させられる。

 

 

分かるよ…。

 

 

「いい人だね」と言われると「そんなんじゃない」と反発したくなったり。

 

真っ直ぐに、愚直に頑張っている誰かに対して、斜に構えた態度を取りたくなったり。

 

とにかく真面目で熱い主人公キャラより、ちょっとワルっぽいキャラの方が好きだったり。

 

 

実際にグレるなんて度胸すらヒグチにはありませんでしたけどね。

 

 

 

全ては自分の人間の小ささであり、「嫉妬」の一言で済まされそうな話です。

太陽になりたくてもなれなかった自分の嫉妬。

 

 

 

まったく、まとまりがありませんが…

 

 

光が強ければ影もまた濃くなるってことですよ。

人間誰しもが太陽になれるわけじゃありませんし。

 

そして、そんな人間臭い秋葉流がやっぱり好きだな。

 

0PEOPLE