セミの羽化

どうもエックスです。

 

 

公園にいくとセミの脱け殻はよく見ますが、生きている幼虫はなかなか見ることができません。

 

 

子供の時以来でしょうか。脱皮前のセミの幼虫を見つけました。

 

セミが脱皮するのは夕方で夜間の午後8時すぎぐらいだそうです。

ほとんどのセミは夕方に地上に出てきて、日没と同時に羽化を始めるようです。

 

 

空が暗くなった午後8時過ぎ頃から背中が割れて羽化が始まります。そして午後10時ごろにはもう羽が伸びています。

 

 

夜明けと共に飛び立つ準備が出来るように、また外敵に襲われないように、このような時間で素早く脱皮をするそうです。

 

 

家で脱皮させる場合は、小さ過ぎる虫かごだと羽化が始まらない事も多いので、カーテンの近くの広々とした空間を確保してあげたり、飼育しているところに植木や網戸などがある場所を用意するといいみたいです。

 

 

蛍光灯が明るい室内では日中と勘違いしてしまう事も考えられるので、程良く暗くしてあげることと、夏の室内は、外と違って気温や湿度が効き過ぎているので羽化が始まりそうになったらエアコンを完全にオフにするなどの配慮をすることが大事なようです。

 

 

上記のことに最大限注意して家の網戸の外に付けて羽化するのを待って見てましたが、失敗に終わりました。

 

 

地上から60cmくらいの高さの位置がいいみたいなのでその位置にセミを置きました。

 

 

夜中12時くらいまでは見て、次の朝は羽化して巣立っていることを期待してましたが、網から落ちてしまっていました。幼虫は少しの衝撃にも弱いみたいです。

 

 

セミの幼虫は土の中で7年を過ごし、地上に出てくるとわずか1週間で死ぬという話をよく聞きます。実際に7年も土の中で過ごすセミは日本にはいなく、アブラゼミは通常は3~4年のようです。

 

 

何日生きるかについても、よく1週間と言われますが、3週間から1カ月以上生きるセミもいるようです。

 

 

いずれにしても土の中に長い間居て、地上に出てきたらすぐに死んでしまうはかない命なんだよと子供たちに教え、近くの林にバイバイしてきました。

 

 

セミさん羽化させることができなくてごめんなさい。

 

 

今日はこの辺で。

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