会社の不満の解決は難しいのでその不満の裏にあるメリットを最大化したほうが良い

現代はストレス社会と言われています。私もストレスを抱えなくはないですが、病むほどではないです。

その一瞬は深く落ち込むこともありますが、大抵は次の日朝起きればそこまで気にしてないですね。少なくとも1週間も1ヵ月も特定の事象に対して悩むことはないです。

でも自分がどうあれ、ストレスを抱えている人が多いのは理解しています。みんな大変。

 

 

ストレスの原因の中に「会社の不満」があると思います。要因としては結構デカいのではないでしょうか。

いろいろあると思いますが、結論として会社の不満って自分たちの力では解決できないことがほとんどだと思います。

最初から諦めずに何とかしようとするべきですが、完璧に解決できることは少ないはず。なので、会社への不満でストレスを抱える事は多くて、それが積もり積もっていくと転職を考えたり、精神的に病んで鬱になったりするのだと思います。

特に転職は良くある話ですね。

理由は以下の記事を見ると納得です。

 

優秀な人が会社を去っていく、7つの理由 できて当たり前。感謝すらされない | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

会社の風土にもよるのだと思います。

 

ただ、私が最近思うのは、会社への不満を持つのは当たり前で、当然私もないわけではないですが、変えられないのであればその不満の裏にあるメリットを最大化したほうが良いのではないかと思ったんです。

悪い面ばかりを見ない事ですね。

 

例えば転職理由ランキング2位でもある「給料が低いこと」が会社への不満だとします。

 

【令和最新版】仕事辞めたい理由ランキングトップ10|キャリズム

 

 

理由はいろいろあると思いますが、「妥当に評価されていない」「会社の業績が上がらない」の二つが理由だとします。

「妥当に評価されていない」だと、評価制度が曖昧で定量評価というよりは定性評価、要は測りようがない評価制度で自分は誰よりも仕事量をこなしているのに給料に反映されない。これは不満の対象になります。

でも、厳格な数字の評価制度じゃない代わりに定性評価の恩恵を受けているとしたら、量はこなしていてもミスは多い場合に、そのミスに対して咎められずに昨年と同等の評価を得られるかもしれません。要は定性評価なので1ミスが響かなかったり、数字の計測方法に左右されない、評価がある程度担保されているといったメリットもあるはずです。曖昧な評価だからこそ自分の悪い部分も曖昧に評価してもらえます。もし評価制度が厳格だと、仲のいい職場の雰囲気がギスギスし始めるかもしれないですし。定性評価だったからこそ形成されていた社風や職場の雰囲気が損なわれる可能性があります。

 

 

「会社の業績が上がらない」ことで給料に反映されないのは、本来もう自分の責任としか言いようがないです。誰かが会社の業績を上げてくれるのではなく、一社員の自分が上げていくという自覚がないと上がらないですね。でも上がらなくても毎月の給料はいきなり半分にはなりませんし、業績に関わらない一定額の担保はありますからこれはメリットですよね。転職先でも同様のことが言えます。会社の業績が傾くたびに同じ不満を持ち、給料が上がらずまた転職する、を繰り返す。

業績が上がらないという事は仕事が少ないから定時で帰れているかもしれません。業績好調で給料が上がっている会社は残業も多いかもしれませんし、定時で帰れる恩恵は受けられないかもです。

何かを得れば何かを失う可能性が高い。

 

給料が上がらないのは不満としてありますが、不満にばかり目が言ってその裏には自分にとって都合のいいことがたくさんあることを忘れてはいけないです。そして、そのメリットを最大にすることでしか不満を打ち消せないと思います。給料は低い分定時で上がれるなら、自分の趣味に没頭する、市場価値を高めるために家でも勉強してスキルを身に着ける、など。

会社の不満は結局自分でどうにかするしかないので、不満の裏にあるメリットを考えてみてそれを最大限利用する、それでも不満が打ち消せないならやっぱり転職するしかないですね。

結局自分の人生、何に重きを置いて生きていきたいか次第。自分の人生見つめなおしてみたら会社の不満はそんなに大きな問題ではないかもしれません。友達と比べてとかも意味なし。

 

本当に大抵の会社の不満はどうすることもできないので、メリットを生かすような思考にしてストレスを軽減するしかないです。

 

 

 

 

 

 

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