メジャーリーガー・大谷選手を育てた日ハム栗山監督の育成論に共感

連日の活躍が報道されていますが、とにかくメジャーリーグエンゼルスの大谷翔平選手がすごいですね。

5月14日現在の成績で、投手としては6試合に先発し3勝1敗、打者としては打率.348で本塁打5本。

投手で負けた試合も、豆が潰れたか何かでの故障が原因だったと思います。

普段から野球を観るわけではないのですが、久しぶりの野球界のスターが生まれて嬉しいです。

まだ今年で24歳。4大卒で言うと就職2年目の社員と同い年か。

頑張ってほしいですね。

 

 

日ハム・栗山監督の育成論と本質を捉えて導く指導方針に共感

そんな大谷選手の今があるのも、恩師・栗山監督の育成方法が良かったからだという見方もあります。

 

大谷がもし栗山監督の下を経ずメジャーに行っていたら | SPORTS セカンド・オピニオン | ダイヤモンド・オンライン

 

そんな記事をたまたま読んでいたら、栗山監督の育成論に共感したので少し紹介。

 

「選手を育てるのは監督の仕事ですが、しかし結局のところ、その選手が伸びるかどうかは本人次第です。人は育つときには自分の力で育っていくはずです。ただぼくにできるのは“彼なら伸びる”と信じて活躍できる環境をつくってあげることだけです」

「選手が全力を出し切る環境を整えたとしても、結果が出ない場合もあります。しかし、全力を出せる機会を与えられたのに結果が出なければ、選手は人のせいにできませんから、自分に何が足りないかを本気で考えるようになります。それが成長のきっかけになります」

「ぼくが監督として一番に考えるのは“どうすればこの選手を輝かせることができるのか、何がこの選手のためになるのか”ということです。親のように選手の可能性を信じ、将来を見据えたうえで今、ベストな選択を考えるのです」

 

大谷がもし栗山監督の下を経ずメジャーに行っていたら | SPORTS セカンド・オピニオン | ダイヤモンド・オンライン より一部抜粋

 

育成論としては、本人が成長・活躍できるための用意できる最大限の環境を整えてあげることが監督の仕事だということです。これは、ビジネスでも経営者や管理職にあたる役職の仕事と一致します。社員、部下を活躍できるような環境作りが上に立つ者の仕事の一つです。

また、選手を信じること。結果が出ない時も本人の可能性を信じる。それが前提でベストな選択をしていくことが大事だと言っています。

企業の管理者も部下を信じて、時に手を差し伸べ、時に見守りながら指導していく必要があります。

 

また、「プロ野球にとって何より大切はものは、お客さんを喜ばせることだ」と栗山監督は言っています。

もちろん、試合に勝つこと、個人成績を残すことも重要ですが、それはお客さんを喜ばせるために必要な要素だということです。経営視点で言うと、お客さんが球場に足を運んでお金を落としてくれなければ選手の給料が払えませんし、ビジネスとして成り立たない。

つまらない内容の試合で勝って優勝してもお客さんは喜ばないですよね。

大谷選手のような前例のない投手・打者の「二刀流」を実現するスターが生まれれば、お客さんも喜ぶという考えもあったのでしょう。

栗山監督はプロ野球の本質を捉えてお客さんを喜ばせるための指導・育成を心がけているということが分かりました。

 

ビジネスの場面においても、お客様が何を求めているのか、どうしたら喜んでくれるのか、よく考えながら仕事をしていく必要がありますし、管理者はそれが実現できる指導を部下にしていかなければならないです。

 

当たり前のことといえば当たり前の事なのですが、実際に実行して大谷選手を育てて結果を残している栗山監督が言うからこそ、納得できたのだと思います。

 

結論、栗山監督すごい笑。

うまく締められなくてすみません^^;

0PEOPLE