植毛ボンバーという話

おつかれさまです。自分が知らないジャンルの技術は見ていて飽きないシャモトです。

 

少し前から妹は羊毛フェルトでリアル目の猫のマスコットを作っているのですが、その作業工程がなかなかインパクトがある光景になっていました。

なんかモヒカンみたいな毛の塊?が体に植えられてる…!

猫のつるつるの土台にアデランスのCMみたいな不自然な毛束が生えている状態はなかなかインパクト大でした。正面からみると九尾の狐感もある…。

 

 

この『植毛』という作業は、フェルトの毛束を体に植え付けて、いらない部分をカットすることでフサフサっとした毛皮のような状態にする技術です。

ただの羊毛フェルトのマスコットの表面はざらざらで固めの質感…。よりリアルな動物に近い状態を再現するためにはこの作業が欠かせないようです。

 

 

妹のこれはまだ途中の状態ですが、程よくカットしたらたしかにフサフサの毛皮っぽい表面になってました。

写真だと分かりづらい…

少しの面積でもかなり手間がかかる作業なので、妹もすこしげんなりしていました(笑)

 

作業途中のモヒカンぶりにはちょっと吹いちゃいましたが、そこからほんとに毛皮みたいな加工が出来上がっていくのはすごい技術だなぁと思いました。

まだまだ完成は遠そうですが、その日がとても楽しみです!

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