【アルビブログ】2017.11.18 vs甲府

奇跡は起きず。

 

 

【Albirex Match Review】

2017.11.18 Jリーグ第32節@デンカビッグスワンスタジアム

新潟 1-0 甲府

 

J2降格の雑感は後日にして、今日はこの試合のレポのみを簡単に。

 

 

 

残留争いのライバルである甲府との直接対決。

勝利はもちろん、得失点差を詰めるために大量得点(できれば7、8点…)が必要だったこの試合。

 

しかし、5-3-2の5バックで守備を固め、ブラジル人FWを活かしたカウンターに活路を見出す甲府相手にプラン通りのゴールラッシュなど望めるべくもなく、1点を争う「勝つか、負けるか」の勝負となります。そう易々と大量得点できるならこんな順位にはいません、って話ですしね。

 

大雨によるスリッピーなグラウンドコンディションも影響し、どっちに転がるかは紙一重の試合展開。

今季ことごとく落としていた、こういう試合を制すことができたのはチーム成熟の証。

 

具体的には河田、小川のファーストディフェンスでの貢献、そして動き出しの良さは特筆もの。

この2人が先発に名を連ねるようになってからチームが好転したのは偶然ではありません。

レンタルの身分である小川の去就は来季を占う意味で大きいと思います。

河田は今季最大の発見。今日もぬるぬると狭い局面を割っていくドリブルを見せてくれました。シーズンフルで出れれば2桁は固いし、得点以外での貢献も考えれば来季もFWの軸となることでしょう。

 

 

 

そんな勝利の歓喜から数分、広島勝利の報により新潟の降格が決まりました。

 

降格リーチの状況から負けなしの3勝1分。

土壇場で驚異の粘りを見せてきましたが奇跡は起きず。

 

 

14年間に及んだJ1での日々はついに終焉を迎えることに。

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