【アルビREVIEW】2022.3.26 vs群馬

前節の今季初勝利を仕事で見逃した身としては、個人的初勝利を賭けた一戦。

しかし、数日前は最高気温20度予報だったのに、普通に寒いし、風が強いし、雨だし…。

今年のアルビさんの試合は天候に祟られすぎやしませんか？

【Albirex Match Review】

2022.3.26 J2第6節@デンカビッグスワンスタジアム

新潟 3-2 群馬

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📣谷口の右足だ～～～っ
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ゆったりした組み立てから #堀米悠斗 選手が突き刺すような縦パス💥#伊藤涼太郎 選手がワンタッチで落としたところに #谷口海斗 選手🤩

渾身のシュートがニアサイドをぶち抜いた💪

試合の見逃し配信は #DAZN で🤳https://t.co/TXEcE7tz0m#新潟群馬 #albirex pic.twitter.com/im0p5H1lnb

— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) March 26, 2022

コロナ濃厚接触者待機から復帰の高木を右WGで起用。

右が主戦場ですが、伊藤と代わる代わる中央へ入るなど流動的なポジショニングでした。

そしてCBには千葉ちゃんに替えて田上が今季初スタメン。右SBには巧。

中盤の底は前節に続きWボランチ、高と島田が引き続きコンビを組みました。

怪我人が多いとはいえ、今季は1度として2戦続けて同じスタメンにはしませんね、松橋監督。

まだチーム作りの途上か。

次節を中3日で迎えるためのターンオーバーか。

あるいは選手のコンディションや対戦相手との相性を考えてか。

ともかく、このスタメンはハマりました。

序盤から相手ブロックの間で高木、伊藤、至恩が受けて、相手を寄せては、田上やマイケルが対角線フィード。

右では巧、左では至恩が突破の急先鋒となり、群馬のブロックを揺さぶります。

群馬のプレッシャーが比較的緩かった（かつクリーンだった）こともありますが、理想的な内容から谷口がきっちり2点を奪取。

前半のパス回しなどはまさにアルベルの理想型では？

前節同様に後半の試合運びには改善の余地ありですが、良くないなりにセットプレーから3点目を取れたことは大きな収穫となりました。

終盤のドタバタをしのいで3-2で勝利。

2連勝となり、上位追撃開始です。

今節の収穫はCB田上。

千葉ちゃんか舞行龍どちらかが抜けたときのビルドアップの質低下は昨年から課題の一つでしたが、田上がその解答となり得そうな出来でした。

一昨年、CBで出場していた頃はたどたどしさが勝り、信頼に足る活躍はできず。

昨年は偽SBとして活路を見出しましたが、その成長ぶりがCBとしても生きるとは。

パスの受け方、持ち出し方、そして左足でのフィードと、一昨年からの成長ぶりがすさまじい。

連戦が増える今季において、千葉ちゃん＆舞行龍のベテラン2人に依存するのは明らかに危険でしたから、田上起用の目処が立ったのは殊更に大きいです。

しかもセットプレーのターゲット＆フリーキッカーという飛び道具まであるのですから、見方によってはバックアッパーどころかファーストチョイスになってもおかしくないのでは。

前述の通り、次節は中3日のアウェー戦。

今節以上にメンバーを変えてくることが予想されますが、今日の田上のような新たな台頭を期待しましょう。