四苦八苦の意味

今日はおばあちゃんの一周忌でした。
ご住職さんから読経、焼香のあと、「四苦八苦」という言葉の解説がありました。
「四苦八苦」とは、仏教の語で、あらゆる苦しみの意味だそうです。
「四苦」は「生」・「老」・「病」・「死」の四つの苦しみのことを言います。
「八苦」は「四苦」に
愛別離苦(あいべつりく)
→親愛な者との別れの苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく)
→恨み憎む者に会う苦しみ
求不得苦(ぐふとくく)
→求めているものが得られない苦しみ
五蘊盛苦(ごうんじょうく)
→心身を形成する五つの要素から生じる苦しみ
を加えたものを言うそうです。
ご住職さんいうには、生・老・病・死の四苦は避けて通ることができないもの。
それを受け入れず抵抗することは諦めて、素直に受け入れ、今日という一日を精一杯生きることが仏教の一番の教えだとおっしゃていました。
もっといい家に住みたい、お金が欲しい、病気になりたくない、人間の欲望は必ずあり、キリがないものです。
欲望全てを満たすことは不可能であることを理解し、無駄な欲望を捨てることが大事とおっしゃっていました。
今ある命を大切に生きることが最も大事と締めくくりました。
今日行ったお寺にある「聞くぞう地蔵尊」さんも、
【うれしいこと、悲しいこと、愚痴……
なんでも聞きます。
日頃のストレス発散に、あなたもお話ししてみませんか?
きっと癒されます。】
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と書かれてありました。
お寺でゆっくりとした時間を過ごすのもたまにはいいもんです。
今日もお読み頂きありがとうございました。また明日お会いしましょう(^.^)

 

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