経験を積む

どうもエックスです。

  

 2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方

藤野貴教著

が面白かったです。

  

本文より

【低付加価値の営業・販売の仕事は、変革シナリオにおいても68万人の従業者数が減少すると予測されています。

  

またサービス系の仕事においても同様の予測がなされ、人が直接対応することが求められる業務は179万人の増加、AIやロボットでも対応できる業務は51万人の従業者数が減少するとされています。

 

 営業もサービス業も、「人にしかできない仕事以外は減少する」と明確に指摘されています。】

  

  

先日NHKでやっていたAIの番組で、テーブルの上のいくつかある物の中から、宅配便で届いた荷物を持って来いと命令した際に、爆弾が上に乗った荷物をそのまま持ってくる、人間なら爆弾は危険だから避ける、またリンゴと取って来てと言われて持ってくる際、人間なら赤くて丸くて見れば一発でわかるリンゴだがAIにどう認識させるかは簡単ではない。

 

  

人間は小さなときから五感を使い経験を積んだからすぐに判断できる。AIを搭載したコンピュータにはこの経験値を何百兆と積ませることが大事みたいなことを言っていました。

  

 

ラジオでもプロに勝つ将棋のソフトを作成した人も、自分の実力よりも強いコンピュータ(ソフト)を作成できたのは、何兆というパターンを繰り返しソフトに搭載したからだと言っていました。

  

 

営業・接客に共通するのは、「人と接する」仕事だということです。

  

 

基本的には人とのコミュニケーションの中で相手の満足度を上げて、自社のファンとなってもらい、継続的な取引関係を築くことがゴールであるといえます。

 

 

経験と積んで知恵をつける、その機会を多くこなせた営業は強いです。

 

  

営業・接客の仕事が「ロボット的」になってしまうのはどんな時でしょうか?

  

 

ちょっとイメージしてみてください。

思い当たる出来事がたくさんあるはずです。

 

  

たとえば、数字しか見ず相手の感情が汲み取れない営業、マニュアル通りにしか対応できない接客スタッフ・・・。

 

  

これでは顧客の満足度を上げることはできません。

 

  

顧客の満足度を上げるにはどうしたらいいのか。それは顧客の立場になるということです。

 

  

詳しい方法は元セブンイレブン会長の鈴木敏文氏の本を読むことをお勧めします。

 

 

 もしも自分が他社に行った時に自分の能力が通用する部分があるか考えてみるのもいいかもしれません。

 

 

 法人営業は自分の実力のなさには気付かず、いまの会社の顧客に恵まれているなと気付くかもしれません。

 

  

ではまた。

0PEOPLE