囚人のジレンマとトイレットペーパー買い占め

囚人のジレンマという言葉ご存知でしょうか?

 

知らない人はこの問いを答えてみてください。

 

囚人のジレンマ問題

ある事件において共犯と思われる二人の囚人(囚人A、囚人B)が留置所に収監されている。

決定的な証拠がない二人の囚人は完全に隔離された上で、双方に同じく以下の条件が与えられた。

・もし、あなたが黙秘し、もう一人も黙秘したら、二人とも懲役2年である。
・もし、あなたが自白し、もう一人が黙秘を続けた場合、あなたを無罪にする。もう一人は懲役15年とする。
・もし、あなたが黙秘し、もう一人が自白したら、あなたは懲役15年、もうひとりは無罪となる。
・もし、あなたが自白し、もう一人も自白した場合、双方とも懲役10年とする。
・もう一人の方にも、全く同一の条件を伝えてある。

このとき、囚人がどちらを選択するのがよい戦略かというのが問題である。

引用:https://blogos.com/article/444296/

あなたならどれを選びますか?

おそらくほとんどの人は自白を選ぶのではないでしょうか?

そして結果としてはどちらも懲役10年となってしまう可能性が非常に高いです。

この問題で一番いい回答はどちらも黙秘してお互いに懲役2年で終わらすことです。

でもそういう結果になることは限りなく少ない。

それが人間なんでしょう。

トイレットペーパー買い占め問題は9割以上の人はデマだと分かっているし、まともな人だそうです。

ただそういう人も買い占めに走ってしまう理由はこの囚人のジレンマと同じ理屈です。

買わないという選択肢が一番だと分かっていても、他人が買い占めをした時の自分のリスクが高すぎるのでそういう選択を自分でも取ってしまう。

私が大学時代一番好きだったのがゲーム理論という授業でした。

こんなところで思い出すとは。なるほどなと感心してしまいましたとさ。

マスクはまだまだ買えそうにありません

はぐれない狼!を書いている「バブ」です。

ウィザップジャパンのジャックナイフこと藤田遼。 サッカー、ビール、カメラ、販促大好きの好奇心旺盛なアラサー男子(齢30歳)。 最近徹夜が出来なくなってきたことに若干の不安を覚えるお年頃。
2015.11.19 遂に世帯を持ち責任感が若干芽生える。

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