【アルビREVIEW】2022.6.1 vs熊本【天皇杯】

好調のアルビさん。

特に誰が出ても遜色ない働きが出来る、この層の厚さはこれまでのクラブの歴史にないことです。

 

…と言うことで、控え組など若手中心で臨むであろうカップ戦は例年以上にワクワクの宝庫であります。

 

 

 

 

【Albirex Match Review】

2022.6.1 天皇杯2回戦@デンカビッグスワンスタジアム

新潟 1-4 熊本

 

 

新潟は予想通り、控え&ベンチ外メンバー中心の布陣。

 

FWはほぼツートップ気味にゲデスと矢村。

中盤は左に小見、右にシマブク。

ボランチはおそらくコロナでここ数試合欠場が続いていた島田&秋山のコンビ。

DFラインは左から渡邊泰基、早川、今季公式戦初出場の遠藤、そして長谷川巧。

GKはこちらも今季公式戦初出場となる阿部ちゃん。

 

 

一方で、対する熊本は何をトチ狂ったのかまさかのガチメンバー。

週末にはリーグ戦があるんですよ?

 

正直、今の熊本さんは新潟がベストメンバーであっても一筋縄ではいかない厄介な相手。

ただでさえ連携面や試合勘に不安を抱える控え組中心の新潟に対し、熊本は連動したプレスで圧力をかけてきます。

 

そのプレスの被害をもろに受けてしまった今日のDFライン。

1枚くらい余裕で剥がしてボールを前進させられる舞行龍&千葉ちゃんに対し、早川と遠藤は対人やカバーリングで力を発揮するタイプ。

GK阿部ちゃんもキックの質やビルドアップの関与では小島に見劣りします。

さらにボールの逃げ道となるべき両SBの巧と泰基もポジショニングが悪く、受けたときには熊本の圧力をもろに受けまくりボールの狩り場とされてしまいます。

島田や秋山が下りて来て、阿部ちゃん含めたパス回しでプレスをかいくぐろうとしますが、ビルドアップが円滑に回ったのは前半の序盤くらい。

 

今のスタメン組守備陣の偉大さが際立つ結果となってしまいました。

いや、今日のメンバーが悪すぎたわけじゃないのですよ。

小島、堀米、藤原、千葉ちゃん、舞行龍、田上が今のJ2ではチートすぎるのですよ。

 

 

一方で前線で目立ったのは小見くらい。

リーグ戦同様のキレと落ち着き、決定力は今日のスタメンの中では格が違うような印象。

ゲデスは局面局面で上手さを見せてくれるのですが、それがチームとして噛み合っていないのが歯がゆい。

 

 

結局、ナイーブなミスから失点を重ねて1-4の大敗。

 

高い授業料を払ってしまったな…。

この支払いは残りのリーグ戦でお願いしましょう。

 

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