2016.4.30 vs甲府

ゴールデンウィーク頃って初夏を思わせる気候のイメージがあったのですが、この日は時折小雨が降り、コートが必要なくらいの寒さ。

今のチーム状態を表すような感じですね…。

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【Albirex Match Review】

2016.4.30 J1 1st第9節@デンカビッグスワンスタジアム

新潟 2-2 甲府

https://www.youtube.com/watch?v=VRLNTe55Fto

 

 

ロースコアが定番な甲府戦にしては珍しい点の取り合いとなりましたが、結果勝ちきれず。

2度のビハインドを追いついた粘りは評価していいとは思いますが、今後に上位陣との対戦が続く日程だけに是が非でも勝利が欲しかったところです。

 

失点は2点ともクリスティアーノお得意のFKからで、警戒していたのにやられた形。

前節の名古屋戦や磐田戦のように、しょうもないミスやチームとしての不出来があったわけでもないのですが、なかなか結果がついてきません。

 

守田に続き、手痛いミスが続く主将の小林をこの日はスタメンから外すなど、チームとして聖域を作らず試行錯誤は続けているのですが、完全に負のスパイラルに陥ってしまったよう。

 

ただ、その小林に代わってアンカーに入った小泉は素晴らしかったです。

さすがに小林のようなパスセンスはありませんが、チームバランスを考えたカバーの意識は特筆ものでした。

何も出来なかったナビ川崎戦から及第点の広島戦、そしてこの甲府戦と試合を重ねる毎にアンカーを自分のものにしていくサッカーセンスの塊のような選手ですよ。

 

しかし、小泉がアンカーに移ることで、代わりに右サイドバックに入る酒井ノリが相変わらずフィットしません

守備面ではもちろん、攻撃時でもノリのところでノッキングを起こしてしまいがち。中に切れ込んでの左足の強烈なシュートはありますが、あれはおまけみたいなもので、右サイドバックで期待される役割はもっと別のところにあると思うのですが…。

本当に松原の早期復帰が待たれます。

 

その右サイドでコンビを組むラファエルもブレーキに

守備はさぼりがちで、肝心の攻撃面でも周囲との連携不全。

ツボにハマったときだけは個の強さを発揮できますが、チームとしてどう活かすのか、どう活かされたいのかがなかなか見えて来ません。

 

 

 

ある程度の我慢は覚悟のうえですが、その我慢もどこかで切らないと。

 

まだまだ意識する時期ではありませんが、他会場で下位チームが揃って勝ったことで、降格ラインがすぐ下まで来ているのが気がかりです。

このラインに飲み込まれてしまうと、一気に周囲が騒ぎ出しますから…。

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