嬉しい出来事があったので、ブログを書きます。

公開日： 2015年7月10日つぶやき, うちの会社の話, 社員自慢

あ、あれ〜？おかしいな〜。のっとりブログ、間もなく復活しまーす♪って言ってから、なんだか時間が経つのが早くなった気がするなー。あれ〜？もう金曜日か〜……テヘペロッ♪

あ、どうも。

だって１週間が本当にあっという間なんだもーん♪裏スラミンです。

初めての方、初めまして。

株式会社ウィザップ社長、高橋陽子（通称「スラミン」）の社長ブログをのっとって書いてます「裏スラミン」と申します。のっとり続けて今日もこのブログを書いています。どうぞ、お見知りおきを。（ブログのっとり初日記事はコチラ）

そうそう、私、のっとりブログ復活の第１号記事として、みなさんにお伝えしたいことがあったのでした！

最近とっても嬉しいことがあったんです。

すでにご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、先日、うちの社員がこんな投稿をしました。

katayamaFB

実はこの投稿の直前、彼女は私にこのお客様からのメールがとても嬉しかったことを話してくれていました。私はこれがとてもスゴイことであることと、近々このお客様に会う機会があると言うので、今は担当でなくても絶対に一緒に行くようにと、朝から暑苦しく力説していました。

そしてこの直後、彼女はこれを投稿してくれた。

彼女がこれを投稿してくれたこと。

考えれば考えるほど、嬉しくなってきたんです。

彼女は入社３年目、つい最近、Webサイト営業担当の「営業３課」に配属されました。それまでの彼女が歩んできた道のりは、会社の事情に振り回されっぱなしの数奇な運命でした。

（以下、一部妄想です）

■入社２年目の春〜夏■

会社のブログで「おすすめアプリ」記事書いたりしてた。

なんかちょっと毎日つまんなさそうな顔してた。

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印刷よりもWeb向きじゃないの？と思われた。

このままだと辞めちゃうんじゃないの？と思われた。

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■入社２年目の秋■

企画編集業務やWebサイト運営業務を担当営業の代わりに行う、新組織「営業サポートチーム」に配属。

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■入社２年目の冬■

ん？やってること、ほとんどWebサイト営業とWebサイト運営サポートじゃん！！と会社も自分も気付く。

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じゃあいっそのこと、Webサイト担当営業チームにしちゃおう！！と会社も自分も思う。

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■入社３年目の春■

Webサイト担当営業「営業３課」に配属される。

なんということでしょう〜

「新高速印刷株式会社」という「印刷会社」に入社したはずなのに、入社１年目の冬には社名が「株式会社ウィザップ」に変わり、いちいちよく分からない出来たてホヤホヤの組織に配属され、

入社３年目の今、

Webを売ってます。

振り回されっぱなしの人生。

彼女はこう語ります。

「流れに乗ってやってきただけッス」

男前〜♪

彼女が嵐のように経験してきた「企画編集営業サポート」と「Webサイト営業」という立ち位置・取り組みは、当社にとっても初めての試みであるため、前任者はいません。全てが手探り状態です。
これらの取り組みが実現出来ているのは、彼女の前向きな姿勢と未知のものに取り組むチャレンジ精神・向上心・勤勉さがあったからに他なりません。

そして幸運なことに、

うちの会社には

彼女のような社員が

たくさんいます。

社員１人ひとりが持つ

高い意識と向上心。

これが当社の宝であり、

唯一の強みだと思います。

ただ、

それ以外のものは、

ありません。

うちよりも優れた印刷技術を持つ会社、たくさんあります。

いくら頑張っても、価格は○リントパックの方が安いです。

Webサイト制作に関する知識・リサーチ力・分析力、その道の専門家にはかないません。

この無いものに強みを求めてしまう。

これらが無いから「うちには強みが無い」と思ってしまう。

私は当社に入社して１年ちょっとなので詳しいことは知りませんが、今までに何度もこの「当社の強みの洗い出し」はしてきたようです。でも多くの社員が「うちには強みが無い」と言います。

そう、たぶん、無いんだと思います。洗い出し作業をして出て来なかったんだから、無いんだと思います。ただ、その洗い出した「強み」だと思うものの中に、上記の「社員１人ひとりが持つ高い意識と向上心」は入ってなかったと思います。だって、これって、うちでは当たり前のことだったから。でも、これって、ちょっとやそっとじゃ作れない、機器を導入してできるようなことでもない、目にも見えないし明文化も出来ない、なんとなく引き継がれてきた、すごく貴重なものですよね？

社員１人ひとりが高い意識と向上心を持っているから、お客様とも社員とも協力会社とも、ウィザップ（WITH UP）できるんです。だから企業理念が「一緒にワクワクしよう！」なんです。

だから一緒にワクワクしたくない人は、来て頂かなくていいんです。とにかく安ければいい、という方は○リントパックにお仕事を依頼されればいいんです。うちではなく、安いWeb制作会社を探されればいいんです。

私たちはお客様とも社員とも協力会社ともWin-Winな関係で、お互いに成長していきたい。そのために全力を尽くす。そこに価値を見いだしてくださる方とお付き合いをしていきたい。

そう思っています。

（このブログ、社長が内容を確認してますから、これがこのまま掲載されるということは、社長もそう思っているということ。裏スラの暴走・狂言じゃないですよ〜）

冒頭の彼女の投稿の話に戻ります。

彼女からこの思い出話を聞いた時、彼女の今までの変遷も知っているし、お客様からWebサイトに関する高度な要望に必死に勉強しつつ対応する姿や、初めてお付き合いする外注協力会社さんとのやりとりに四苦八苦する姿を見ていたので、「このコンペまた近々あってこの方にお会いできるんですけど、私、もうWeb営業になっちゃったんで…」という言葉に、色んな感情が込められているように私には聞こえました。「以前やってたような印刷営業の方が良かった、それなら先輩もたくさんいるし、ノウハウだってある。」そう思っているに違いない。「私には、うちの会社には、強みも無い。特にWebに関しては、まるで丸裸のままで戦場に送られている感じだ。」そんな不安や不満を募らせているに違いない。そう思いました。

だから、その直後にあの投稿をしてくれたことがすごく嬉しかった。

彼女はそこまで意識してないでしょうけど（笑）、たぶん今までの社員ならそっと心にしまっておくであろうお客様とのあのようなやり取りを投稿した。無意識かもしれないけど、ひとつ「私はこれでいいんだ」と自信を持って自己PRをしてくれた、当社のPRをしてくれた。

うまく言えませんが、じんわりと喜びが後から後から湧いて来る、嬉しい出来事でした。

そうそう、昔誰かにこう言われました。

チャンスや運は、それをつかむ準備が出来ている人にやって来るもの。準備が出来ていない人は、それらが来ても気付かない。

そうか、今こうやってブログで当社の姿勢をPRしたり、日々の業務の様子をインスタグラムやFacebookやツィッターを通じて世の中にばらまいているのは、準備なんだ。いつか来るチャンスや運をつかむための準備なんだ。

そうだ、準備をしよう。
いつかやってくるチャンスのために、今できる準備をしよう。

最後、なんか「そうだ、京都いこう」みたいになりましたが、これにて裏スラミンのっとり社長ブログ復活第１号記事を終わります。

あーーーー！！

忘れてました！！

今回、彼女「営業部片山」にフィーチャーしちゃいましたけど、そう言えばもう１人いました。

彼女と全く一緒の、入社３年目にして会社の事情に振り回されっぱなしの数奇な運命をたどった人。