ドーハの悲劇からドーハの歓喜へ

みなさん、おはようございます!ウィザップのサッカー馬鹿フジータです。

昨夜の日本対イラク戦。手倉森誠監督が話していたとおりビリビリに痺れる展開になりました。結果は後半アディショナルタイムの原川力の目の覚めるような決勝点で2-1の勝利。U-23アジア選手権決勝進出を決めるとともに念願のリオオリンピック出場権を獲得しました!

 

震えすぎてブレた

震えすぎてブレた

 

 

ずっとずっと勝てなかった世代

今回のオリンピック代表・・・・僕もとっても心配でした。それはなぜか?・・・・・単純に結果が出ていない世代だったから。

2012年 U-19アジア選手権 ベスト8

2014年 U-22アジア選手権 ベスト8

2014年 U-19アジア選手権 ベスト8

グループリーグでも苦しみ、順当といえば順当のベスト8敗退。立ちはだかったのは昨夜のイラクや決勝で戦う韓国、初戦であたった北朝鮮など。手倉森監督もいつだったかのインタビューで答えていましたが、このU-23アジア選手権はこの世代にとってリベンジの場でもあったんです。

世間的にはリオオリンピックに行って当たり前。そしてオリンピック6大会連続出場の重圧。この選手権で選手たちが感じていた重圧はとんでもなく大きいものだったとも思います。

 

苦しかったイラク戦

昨夜のイラク戦はとにかく見ててキツかった。そんな印象でした。一発のカウンターから鈴木武蔵が長い足を活かしてボールをキープ、一気にイラク陣内に持ち上がりクロス、久保がワンタッチでうまく合わせ日本が先制点を奪います。その後は同点に追いつこうとイラクが攻め込んできたところを日本はショートカウンターを狙う展開。得点が匂いそうなシーンも多々ありました。そこを決めきれないと絶対キツくなるよ日本・・・・・と不安がよぎる。そして絶対に与えてはいけない前半終了間際の43分、コーナーキックからイラクに押し込まれ同点に追いつかれます。

その時の私の心情はこちら。

 

後半は開始直後からイラクペース。フィジカル全面にくるイラク(まあ大体日本と対戦する相手はそういう相手なんだけど)になかなかボールを繋げないU-23日本代表。不安で不安で仕方なくなってツイートのペースが落ちるフジータ。だた最後の最後は体を張っていたしこの試合でも櫛引様は安定したプレーを見せていた。イラクのシュート精度もそこまで高くなく運動量も思っていたほど上がることはなかった(ここは中2日のイラクと中3日の日本の影響が出たかな)。日本は全くいい所がない後半でしたが、後半40分過ぎから一つギアを上げる。ようやくイラク陣内に青いユニフォームが入れるようになり、シュートシーンも生まれてきた。もうね、延長戦だけは嫌だった。そしてあのシーンは訪れました。 もうね。叫んじゃったよね。深夜に。本当に同じアパートの人ゴメンナサイ。日本代表キャプテンの遠藤航も言っていたけどあのゴールが決まった瞬間に涙出てきた。まだ試合終わってないんだけどね。南野のクロス、敵を引き寄せ飛び込んだオナイウ、きっちりセカンドボールに準備していた原川、全員の魂が乗った左足一閃ズドン。震える。    

ドーハの悲劇からドーハの歓喜へ

決勝ゴールの原川が生まれたのは1993年。奇しくもあの「ドーハの悲劇」の年。 「ドーハの悲劇」とは僕でも覚えてるくらいだからたぶんほとんどの日本人が知ってる気がするけど一応解説。

 

ドーハの悲劇(ドーハのひげき)は、1993年10月28日[1]、カタールのドーハのアルアリ・スタジアムで行われた日本代表とイラク代表のサッカーの国際試合(1994年アメリカワールドカップ・アジア地区最終予選の日本代表最終戦)において、試合終了間際のロスタイムにイラク代表の同点ゴールが入り、日本のFIFAワールドカップ初出場が確定するまでわずかな時間を残すだけの状況から一転して予選敗退が決まった試合を指す日本での通称である。(Wikipedia)

 

対戦相手はイラク、そして会場はカタール・ドーハ・・・・・・この一戦は選手、サポーター、日本国民にとって本当に悲劇でした。ゴン中山、カズ、ラモスがうち崩れている姿はハッキリ思い出せます。 その全く同じシチュエーションで若きサムライたちは堂々と戦い「ドーハの歓喜」を私たちに魅せてくれました。本当にありがとうと伝えたいですね。あとはやっぱりtwitterに上がってくる選手たちの生のツイートが刺さる刺さる。本当に素敵なチームだなって思います。

 

   

   

   

本当に感動をありがとう!決勝は韓国!アジアナンバーワンチームとしてリオオリンピックに行きましょう!

最後はこのツイートで!あでぃ~!

 

はぐれない狼!を書いている「バブ」です。

ウィザップジャパンのジャックナイフこと藤田遼。 サッカー、ビール、カメラ、販促大好きの好奇心旺盛なアラサー男子(齢30歳)。 最近徹夜が出来なくなってきたことに若干の不安を覚えるお年頃。
2015.11.19 遂に世帯を持ち責任感が若干芽生える。

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2015.11.19 遂に世帯を持ち責任感が若干芽生える。