全ては来シーズンへの布石

今日はJリーグの最終節。

年間優勝が決まる試合でもありますが、アルビレックス新潟サポーターの僕にとってはJ1残留がかかった大事な大事な試合でした。

 

ユニフォームを着てネットでLIVE観戦

ユニフォームを着てネットでLIVE観戦

 

他会場の結果次第では負けても残留できますが、自分たちで残留をもぎ取ることができる試合。

ホームスタジアムのビッグスワンでたくさんのサポーターと共に全力でプレーし、残留をもぎ取ってくれると信じていました。

 

 

会場入りする選手たちへ激励の応援。

とにかく来シーズンもこのステージで戦いたい。

本当にみんなの気持ちがこもってのキックオフ。

 

強敵広島相手に前半はなかなかいい試合を見せていました。鈴木武蔵は特にボールをしっかり納め、アルビの攻撃陣を引っ張っていました。今シーズンのエースであるラファエルシルバ、そして絶対的支柱のレオシルバを欠くアルビに「まだまだ戦うぞ!」と気持ちを見せてくれるようなプレーでした。

ただ今シーズンのアルビを象徴するような自分たちの連携ミスから広島のカウンターを受け失点。ただ一点差。後半もこのペースで試合を進めれば必ずチャンスはあるし、悲観的にも感じていませんでした。というか先制されるのはある程度想定内でした。

そして他会場の名古屋グランパスエイトVS湘南ベルマーレの試合も前半で0−2とJ2降格が決まっている湘南がリードという展開。アルビレックスにとっては最高の展開です。このままのスコアなら得失点差で名古屋が降格です。

 

そして後半がスタート。僕はアルビの試合を見ながら、スマホで名古屋の状況をチェック。後半開始早々名古屋が一点を返します。スコアは1−2。もし名古屋が一気に同点に追いつけば形勢逆転でアルビが降格圏に沈みます。そういう瀬戸際で90分戦い続けていたんです。

 

そんな中アルビは攻撃的なカードを切っていきます。当然です。ホームスタジアムで勝利でリーグ戦を終えたい。自分たちの手で残留をつかみたい。当たり前のことです。

MF成岡に替えてFW田中達也、MF端山に替えてFWカリウ、得点が期待できる選手を投入し、まずは同点を目指します。

 

円陣も気合を感じた

円陣も気合を感じた

 

しかし思うように攻撃できないアルビ・・・・・・そんな中もう一試合が動きます。

後半開始早々に反撃の狼煙を上げた名古屋でしたが同点に追いつけず逆に湘南に追加点を入れられ1−3。しかも名古屋は精神的支柱の闘莉王がボールをかっさらわれての失点。これ以上ダメージを食らう失点はありません。

 

そのスコアを知ったアルビは、そこから一切攻めることは無くなります。

0−1の負けを死守するためです。

名古屋との得失点差は試合前は3点。もし0−5で敗れたりすれば新潟が降格します。

 

だけどさ、現実的に考えてそんなスコアなるはずありません。

広島もがっつり攻めてきているわけでもありません。

 

だから

ホームスタジアムなんだから

今シーズン最後の試合なんだから

全力で同点を目指して欲しかった。

 

その勇気が必ず来シーズンにつながるから。

 

 

しかし、その万が一を片渕監督は選んだ。

絶対に残留するんだ。

どんなに否定される戦いをしてでも

自分の信念を曲げようとも

絶対にJ1に残留するんだというたった一つの意志。

 

おそらく、たくさんのサポーターが

ふざけた試合しやがって!

と怒る試合運び。

 

だけど、絶対に残留する方法は確かにこれしかない。

そして監督には来シーズンに必ず強いアルビレックスを見せてくれるという信念があったんだと思う。

 

だからこの残留は全てを捨てて結果を取りに行った敗戦。

その答えはきっと来シーズン見せてくれるよね。

全ては来シーズンへの布石と信じています。

 

本当に頼むよアルビレックス!

そして今回はありがとう湘南ベルマーレ!必ずJ1に戻ってきてください!

 

来シーズンはアウェイの試合ガンガン応援行くからね!

ア・イ・シ・テ・ル・ニ・イ・ガ・タ!

はぐれない狼!を書いている「バブ」です。

ウィザップジャパンのジャックナイフこと藤田遼。 サッカー、ビール、カメラ、販促大好きの好奇心旺盛なアラサー男子(齢30歳)。 最近徹夜が出来なくなってきたことに若干の不安を覚えるお年頃。
2015.11.19 遂に世帯を持ち責任感が若干芽生える。

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2015.11.19 遂に世帯を持ち責任感が若干芽生える。