チラシ印刷で白フチが不要な場合は「塗り足し」を付けたデータの作成をお願いします。

営業部・ほんまたです。

今日は、ご自身でチラシのデータを作成しているお客様から「塗り足し」についてお問い合わせがありました。

「塗り足し」とは何か?どのような役割があるのか?どうやって作成するのか?

ざっくりですが説明したいと思います。

 

「塗り足し」とは?

「塗り足し」とは、仕上がりのサイズよりも外側にある部分のことで、断裁の際には切り落とされます。

ですが、この「塗り足し」がないと、断裁時のズレで白フチが出来てしまう恐れがあります。

チラシデータを制作する際は、仕上がりサイズにプラスして、上下左右3mmずつの「塗り足し」を付ける必要があります。

 

「塗り足し」の付け方(A4チラシのデータを作成する場合)

★Word(2010)の場合

  • 「ページレイアウト」(タブ)→「サイズ」を選択
  • 「その他用紙サイズ」を選択
  • 「用紙」タブで、用紙サイズを<縦216mm・横303mm>に設定(仕上がりサイズ+上下左右3mm)
  • 「余白」タブで余白を上下左右共に<3mm>に設定

※エラー画面が出てきたら「無視」を選択

すると、以下のような画面となります。

これで、縦216mm×横303mm(上下左右に3mmずつの塗り足しが付いた状態)です。

塗り足しの部分まで背景の色を付ければ、断裁時に白フチができる心配はありません。

 

なお、文字やイラストなどは、仕上がりサイズのさらに3mm以上内側に配置するようにします。

(このデータの6mm以上内側、ということになりますね。)

仕上がりサイズギリギリに配置すると、断裁する時にその部分が切れてしまう恐れがあるためです。

 

 

★PowerPoint(2010)の場合

  • 「デザイン」(タブ)→「ページ設定」を選択
  • 「スライドのサイズ指定」で「ユーザー設定」を選択 ※「A4」は選択しないでください。
  • サイズを<幅21.6cm・高さ30.3cm>に設定

これで、仕上がりサイズに塗り足しの部分が追加されたデータの準備が出来ます。

塗り足しの部分まで背景となる色を付ければ、白フチが出来る心配はありません。

また、文字やイラストなどは仕上がりサイズの3mm以上内側に配置していきます。

でも、これだと仕上がりサイズの大きさが分からないので、仕上がりサイズの枠線を追加します。

(必須ではないですが、これをすると分かりやすいと思います。)

  • 「挿入」タブ→「図形」を選択
  • 四角形を選択し、適当な位置に四角形を作成する
  • 作成した四角形の上で右クリック→「配置とサイズ」を選択
  • サイズを<高さ29.7cm・幅21cm>に設定
  • 「書式」タブで「配置」を選択
  • 「左右中央揃え」と「上下中央揃え」を選択
  • 同じ「書式タブ」で「図形の塗りつぶし」を選択
  • 「塗りつぶしなし」を選択

これで、仕上がりサイズ(A4)の枠線を表示することが出来ました。

文字やイラストなど、切れたら困るものは、この枠線のさらに3mm以上内側に配置するようにします。

※背景の色は、必ず枠線の外まで付けてください。

 

まとめ

「塗り足し」の部分がない場合、白フチが出てしまっても問題がないか印刷前にお客様へ確認する必要があり、

場合によってはデータを作り直して頂くこともあります。

データを作り始める前に、「塗り足し」の部分を必ず付けるようにお願い致します。

 

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