エチオピア航空302便墜落事故のニュースを見て

今日は航空機事故に関するニュースです。

飛行機が苦手な人は読まないほうがいいかもしれません。

2019年3月10日、エチオピア航空 302便が墜落。

ボレ国際空港(アディズアベバ)発、ジョモ・ケニヤッタ国際空港(ケニア)行き。

機種は最新鋭のボーイング737 MAX8。

離陸後6分でレーダーから消失。

ボレ国際空港から50km地点での墜落が確認されました。

乗客149人、乗員8人の命が失われました。

 

この機種は2018年10月にも墜落事故を起こしています。

ライオン・エア610便。機種はエチオピア航空 302便と同じく737 MAX 8。

スカルノ・ハッタ国際空港(インドネシア)発、デパティ・アミール空港(インドネシア)行き

離陸後わずか13分でジャカルタの沖合に墜落。

乗客181人、乗員8人の尊い命が奪われました。

ライオン・エアの事故原因は、調査の結果、判明しています。

機体の迎角センサーに誤った数値が入力され、その数値をコンピューターが読み取った結果、機が失速していると判断。

機体の速度を取り戻すため、パイロットの意図しない機首下げが発生。

パイロットはコンピューターの操作にあらがうことができず、そのまま海面に突っ込んだのでした。

 

二つの事故は、機種、離陸直後での事故という点において共通していますが、

エチオピア航空の事故については、あくまでも事故原因は現在調査中です。

マスコミは737 MAXの危険性を全面に報道するのかもしれませんが、あくまでもファクトに基づいた判断が必要です。

 

エチオピア航空302便の墜落直後、中国では中国民用航空局(CAAC)が国内の航空会社に対して737 MAXの運航を停止するよう通達。

エチオピア航空の事故原因はまだ不明ですが、この短期間に2度も墜落事故を起こしたことを鑑みるに、737 MAXは安全な飛行機とはいえないと判断したのでしょう。

それに続くようにして各国、各エリアで737 MAXの飛行が禁止されていき、現在はアメリカを除くほぼ全世界で737 MAXの飛行が一時禁止となっています。

安全が確認されるまでの緊急措置ということですね。

 

→3/14 アメリカでもついに飛行が一時禁止されてしましました。日本でも同様の措置が取られています。

【新潟空港】新潟ー仁川線に2019年7月2日から大韓航空の737MAX8が就航

また、7月から大韓航空が新潟-仁川線に737MAX8を就航させる予定ですが、現在の状況を鑑みるに難しいかもしれませんね。

 

新造機というものは初期トラブルが出やすい傾向にあると思います。

ただし、それで命が奪われることは決してあってはなりません。

 

新造機と言えば、2013年1月ANAのボーイング787が飛行中にバッテリーから発煙し、高松空港に緊急着陸。

機体は誘導路上に停止し、乗客乗員が全員シューターで脱出する重大インシデントがありました。

その数日前にはJALの787がボストン・ローガン国際空港で同じくバッテリーから発火。

それらのインシデントの発生を受け、787はそれからしばらくの間全世界で飛行が停止されたのでした。

787は新たな技術をつめこみまくった機体だったので、それなりにトラブルも多かったのと思います。

現在は機体そのものに問題は見られませんが、搭載するエンジンに改修が必要だったりして、まだ完全に信頼できる飛行機とは言えないのが現状です。(事故は起こしていないんですけどね。)

 

737 MAXも従来のボーイング737をベースに開発された最新鋭の機体です。

今回発生した事故の原因は何であるかはまだ調査中ですが、確実な安全対策が取られ、信頼できる機体になって欲しいと願います。

現在の安全は過去の犠牲の上に成り立っています。

新しい技術にあっては、犠牲がないことがベストではありますが、生まれてしまった犠牲は必ず活かしてほしいと思います。

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