雪の夜のタキシーアウト

新潟空港では19:10発のNH1115(千歳行)がいつも7番スポットに入るのですが、雨か雪でエプロンが濡れた状態になると写真映えするので、退社後にデッキに寄って撮影することがあります。先日当便を撮影した際、雪が降っていてなかなか画になったので、少しマニアック目な説明を入れながら紹介していきたいと思います。

新潟空港では5番~8番スポット(PBBがあるスポット)にANAのQ84(ボンバルディアDHC8-Q400)が入った場合、少し面白いオペレーションになります。PBB(Passenger Boarding Bridge; 搭乗橋)が外れた後、20mほどプッシュバックされ、その位置でエンジンスタート。その後は自走でタキシーアウトとなります。この一連の流れ、見ていて面白いですし、なかなか写真映えするのです。

機体に雪が積もっているとデアイシング(de-icing; 除氷・防氷)をする必要があります。タイミングとしては、プッシュバックしてからのようです。翼の上の雪を除氷液を使って落としていき、その後は再度着氷しないように防氷剤を散布します。

冬といえばデアイシングカー

デアイシングの風景もなかなか画になります。除氷剤と作業灯がスモークとスポットライトのような役割を果たし、まるで舞台演出のようです。

デアイシングが終わり、エンジンスタートとなります。その後準備が完了し、航空管制官から地上走行の許可を貰い、いよいよタキシーアウトとなります。この瞬間が一番フォトジェニックな瞬間となります。

ISO6400、SS1/15、F5.6の設定で、流し撮りとなります。機体は右に転回していくので、機首がブレないように細心の注意を払います。私は三脚を使います。三脚を使えば上下ブレの心配はなく、横振りだけに集中できます。よくあるのが、機首がブレてしまって「ANA」のロゴ辺りが止まってしまうこと。前がちの画なので、やはり機首(一番前)を止めたいところです。

そのまま機首を追い続けます。コックピットのワイパーがONになっていれば、もう少し動きが出たかもしれません。

そのまま機体はこちらにお尻を向け、C-TWY(誘導路)に合流していきます。ちなみに、この時ランディングライトを点けてくれるとプロペラに光が当たってよりフォトジェニックになるのですが…。以前一回だけそのシチュエーションで撮影できましたが、それ以来ランディングライトを点けてくれるパイロットさんはいません…。

新潟空港の展望デッキは大きな屋根があり、天候が悪くても飛行機を見ることができます。(風が強いときは流石に濡れてしまいますが…。)入場料100円(子供50円)かかりますが、広くてフェンスも低く、開放感のある素晴らしいデッキです。ちなみに毎月最終日曜日は無料で入ることができますよ。

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