雪の日の新潟空港【31便が欠航】

昨日1/26(土)は新潟で久しぶりにまとまった雪が降り、冬らしい天候となった新潟でした。

新潟空港も雪の影響をモロにかぶり、朝から合計31便が欠航するという事態に。

【空の便】
新潟空港の滑走路の除雪作業が行われた影響などで、あわせて31便が欠航しました。
27日も、機材繰りの影響で、新潟から札幌、大阪、福岡に向かう全日空の便あわせて3便の欠航が決まっています。

NHK新潟 NEWS WEBより(https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190126/1030006622.html)

そんな中私はというと、当然のように新潟空港へ撮影へ行っていました。前々から「雪の写真が撮りたい」と思っていたので、前日から雪の予報にワックワクでしたから。が、降りすぎて逆に肝心の飛行機が飛ばないという本末転倒な事態。(予想はしていましたが…)まぁ、数便は飛んでくれたのでめげずに撮影しましたよ。

JA14RJ

朝7時半頃に自衛隊脇に着きましたが、その時は絶賛除雪中で滑走路はクローズ。除雪が終わったのは8時半頃でしたが、その後にまた大雪が降ってきて結局飛行機の運航はまた中断…。と思いきや、真っ白の景色に轟音を響かせ、伊丹からのIBEX71便が定刻から40分ほど遅れて到着。ちなみにこの時(1/26 AM9:06)のMETARは以下の通り。

RJSN 260006Z 32022KT 0600 R28/0700VP2000D SHSN VV004 01/01 Q1010 RMK A2982

新潟空港のILSはCAT-Iであり、チャート上は滑走路視程(RVR: Runway Visual Range)が700m必要です。METARによると、この時のRVRが700m~2000mということなので、まさに運用ギリギリ?ということでしょうか。(←この辺りの知識はあやふやなので、線引っ張っておきます。)

結局、この雪でIBEXが降りた後はしばらくの間運航が中断。一度プッシュバックした札幌行きのANA1857便も、再びスポットへ戻されていくのを確認できました。

ちなみに、IBEXの後にアプローチに入った伊丹からのJAL2241は滑走路を視認できずゴーアラウンド(着陸復航)。そのまま伊丹空港へ引き返していきました。しばらくすると雪の振りが弱まり、視程も回復してきたので運航再開となりました。


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雪が落ち着くまでずっと滑走路脇で待機していたANA516便。定刻の8時から遅れること約1時間半、9時半頃に離陸していきました。左のウィングレットに雪が付着しています。滑走路脇で待機している間に付着したと思われます。北陸の雪は水分を多く含んでいるので、ベトベトして服にもくっつきやすいですね。

先ほど降りてきたIBEXも折り返し便として同じく9時半頃に伊丹へ出発。遅れは30分ほどで済みました。この便はタイミングがよかったですね。結局、この便が飛び去った後は続々と日中の便のキャンセルが決定。最終的に国内線はPeachの関空便、JALの千歳便・伊丹便の各1便を除いて全てキャンセルとなってしまいました。

左が到着便 右が出発便です(新潟空港ビルディング 発着情報より)

さて、多くのフライトがキャンセルとなってしまいましたが、午後になると天候が回復。晴れ間さえ見えるようになりました。地表に積もった雪がレフ板の役割となり、機体の下部を明るく照らす”雪レフ”も撮影することができました。太陽が雲に隠れていたため、その効果はいま一つではありましたが。

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天候が回復しても、一度キャンセルが決定した便は飛んできません。台湾からの遠東航空(ファーイースタン)が遅れていたのでズルズルと夜まで撮影しましたが、夜になると気温も落ちて体も震えて思うように撮影ができず、出来は良くありませんでした。今度はもっと防寒対策を万全にしていきたいと思います。

 

ミニ雑記:新潟空港の冬場のオペレーションについて

新潟空港は冬場の就航率が悪いイメージがありますが、実際に就航率は悪いのか。悪いとすれば何が要因なのか。除雪体制なのか、計器着陸装置なのか、別の要因なのか、それらが複合的に組み合わさっているのか。仮に除雪体制だとすると、除雪車の台数が足りないのか、配備されている車両のスペックが足りないのか、オペレーターの技術に改善の余地があるのか。要因はいくつか考えられますね。その辺りはマニア的に気になるところでもあります。

せっかく雪が降ったのに飛行機が飛ばないという状況には参ってしまいます。ただのカメラマンである私からは強く言えることではありませんが、利用者からしても大きな不満ではないかと思います。雪国の空港なのにこれだけ雪に弱いようでは、空路の信頼性を損なうことにつながりかねません。新潟から大阪へ行く際にも、例えば冬場は新幹線を使うということがあるかもしれません。(上越新幹線は3月からE-7系車両が導入され、利便性も改善されますね。)国際線も、雪の新潟に来たのに雪によって足止めを食らうようなことがあれば印象が悪くなり、リピートを敬遠するかもしれません。この日は台湾からの便が2時間半遅れで飛来、折り返しの便は除雪でさらに遅れて3時間遅れで出発していきました。除雪体制を改善する旨の報道も目にしましたし、今後は冬場のオペレーションが改善されていくことを願っています。

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