冬といえばデアイシングカー

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冬といえば、デアイシングカーが活躍する季節。そもそもデアイシングカーって何してるんだろう?と思って調べてみた。「de-icing car」というので、除氷液を吹きかけるだけだと思っていたのが、調べると少し違うようです。

まずはTYPE Ⅰという除氷液を散布して雪や氷を翼から落とし、その後TYPE Ⅳという防氷液を、再度雪氷が付着するのを防ぐために吹きかけるんだとか。で、このTYPE Ⅳは離陸滑走の際に流れ落ちるようになっています。(この瞬間が写真映えするんですけど、まだ撮ったことがないんですよねー。)

ちなみに、気温が低くサラサラした雪の場合は、ブロアーという高圧空気を吹きかけて除氷・除雪することもあるんだとか。でも新潟はあまりなさそうですね。べたべたした雪が多いから。

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新潟空港にあるデアイシングカー(ANA)はElephant µ(ミュー)というタイプだそう。ボルボのFLシャーシにVestergaad(デンマーク)のユニットを付けたタイプです。ゴンドラの部分に人が乗り、除氷液・防氷液を散布していきます。人はむき出し。寒そう。

ちなみに、人がむき出しにならない(?)タイプはElephant BETA(ベータ)というらしい。新千歳、函館、青森などはこのタイプがあるそう。ガチ雪国ですね。

実は翼の雪氷を落とすのって、安全に直結するすごく大事な作業です。翼に余計なものが乗っていると翼の形が変わることになり、十分な揚力を得られず、最悪の場合墜落に繋がることもあります。実際、過去には翼に雪氷が積もったことが原因の一つになって墜落してしまった飛行機もあります。

乗客が乗り終わり、支援車類が全部離れたところで入念に除氷・防氷し、飛行機はスポットを離れます。滑走路に向かっても、時間が経過してしまうと再度デアイシングが必要になり、スポットに戻ってくる場合もあります。

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胴体にすこし雪が残っているように見えますが、翼の雪が除去できていれば問題ないんでしょう。

はいまた少し詳しくなりましたー。次デアイシングカーを見たらもうすこし知識に基づいた撮影ができるかも。

 

【今日の参考文献】

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