【曲紹介、解釈、解説……等々】スピッツ / アパート

どうも、新人営業ぬまじり(3年目)です。テレワークのメリットは、好きな音楽をガンガンに流しながら作業ができることですね。選挙区は勿論6割スピッツ。僕は静かすぎる空間だと仕事とか勉強が捗らないタイプです。

 

というわけで今回紹介するのは「アパート」という曲。1992年発売のアルバム「惑星のかけら」に収録されています。スピッツの中でも「初期」に位置づけられる時代ですね。だけど、曲は今聞いても古いな~とかは思わないんだよな~不思議なことに。

 

 

三輪さんのお家芸、繊細なアルペジオが曲を通して流れます。繊細かつどこか幻想的な雰囲気な曲。「惑星のかけら」はどっちかというとハードな音色の曲が多いアルバムですが、この「アパート」に関してはなんというか、より「スピッツ」っぽい印象ですね。一見するとポップ、かつ切ない感じ。

 

君のアパートは今はもうない

だけど僕は夢から醒めちゃいない

一人きりさ 窓の外は朝だよ

壊れた季節の中で

誰の目にも似合いの二人

そして違う未来を見てた二人

小さな箱に君を閉じ込めていた

壊れた季節の中で

そう 恋をしていたのは僕のほうだよ

枯れていく花は置き去りにして

いつも わがまま 無い物ねだり

わけも解らず 青の時は流れて

 

曲で歌われる歌詞はこれが全てです。あとはこれを繰り返すだけ。ザーッと全部引用してしまいました。

 

「君のアパートはもうない」という一節が印象的。これは「アパートが取り壊しになった」というよりは、「もうアパートには君は住んでいない」という意かな。古ぼけた木造のアパートが浮かんできます。

 

「1人きりさ」「小さな箱に君を閉じ込めていた」このあたりから推察されるに、二人は同棲していて、彼女だけがその家を出て行って僕だけが残された……ということなのだと思います。

 

「僕」はまだ夢から覚めていない。二人でいた時間を忘れることができておらず、前に進むこともできていない。彼の時間は止まったまま、「壊れた季節」の中にいます。

 

というわけで、僕の思うこの「アパート」という曲は、同棲していた彼女に出ていかれた男が、前に進むこともできず、一人部屋で嘆きながら枯れていく……という曲でした。

 

他にも、「僕」は「君」を監禁していた……みたいな解釈もあるみたいですが、僕個人としてはやっぱり振られた男の後悔がつらつら歌われている曲だと思っています。

 

いつもながら爽やかさと切なさが素敵にブレンドされている一曲です。ノスタルジー溢れる。

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