【漫画感想】少女の何が人と違うのか? あおみ現場 / おはようサイコパス

どうも、新人営業ぬまじり(2年目)です。朝よわよわ芸人の僕は日々起床時間のギリギリを攻める勝負師でもあります。極限まで短縮されたモーニングルーティンの中で、未だに事業仕分けの憂き目に合わず時間を取っているのが「朝のWEB漫画アプリ巡回」です。

 

とりあえず僕がスマホに入れているのは、有名出版社の3つ、小学館の「マンガワン」と講談社の「マガポケ」、あとは集英社の「ジャンプ+」です。こいつらは外せねえ。

 

「これ本当にweb掲載でいいの?」と思うくらい面白いマンガがありますよね。僕が一番見ているのがジャンプ+ですが、少し前の「ファイアパンチ」に始まり、「地獄楽」「SPY×FAMILY」などなど、ヒット作も生まれています。その他僕のおススメは「忘却バッテリー」「ムーンランド」「顔がこの世に向いてない。」です。

 

今日はそんなジャンプ+連載陣の中から、「こいつは重いテーマやでえ……」となった作品を紹介します。それがこちら。

 

 

「おはようサイコパス」というマンガです。とある少年の元にやって来たアンドロイドの少女との物語。少女の外見は人間そっくりで、淀みなく人間の言葉を発し、人間と同じように笑い、悲しむ顔を見せ、他人のために行動ができる優しさも持ち合わせています。それでは、何が人間と違うのか?

 

それが凄い微妙なんですよね。一つ言えることは、彼女がとにかく世界のことについて無知であるということ。言い換えるなら、純真無垢なのです。彼女のその純粋さが、言い表しようのない嫌悪感をたまに生んでしまいます。幼さ故の残虐性とも呼べるものに近いかもですね。僕も小さいころは虫に対して随分酷い仕打ちをしていました。今はもう触れませんが。

 

最新話のエピソードでは、川で獲った魚を調理しようと、その場にある石を使って魚を叩き潰していくシーンがあります。これを見た少年(と読者)は、名状し難い嫌悪感を抱くわけです。

 

しかし、そもそも調理法のひとつとして「たたき」というものがありますし、刃物でかっさばいて刺身にすることや、棒をぶっ刺して丸焼きにすることと少女の行為は、いったい何が違うのでしょうか。

 

笑顔だからか? 楽しそうに魚に石を叩きつけているから恐ろしいのか? と一瞬思いましたが、「料理することを楽しむ」という行為には、何もおかしなところはありません。そもそも、十分な調理器具を持たない人々からすれば、ある種まともな調理方法とも言えるのではないかと思います。

 

ということを考えていると、僕たちが抱いている社会通念や倫理観なんてものは酷く曖昧なもので、「生き物の命を奪ってはいけない」というルールですら、時と場合に応じて都合よく上書きされてしまうものなんだなあと気付かされます。

 

絵柄は大変かわいらしいですが、話はめちゃ重い。この漫画がどのような結末に着地するのか、楽しみに読んでいきたいと思います。

 

 

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